長男犬に怒られ落ち込んでしまう末っ子犬。そんな2匹のところに次男犬がさりげない優しさを見せ、飼い主も思わず感動してしまった。
一緒に暮らす3匹の犬。長男犬のジンくん(1歳9カ月)と、次男犬のトキくん(1歳8カ月)、そして最近この家に来た三男犬のリツくん(3カ月)だ。
ある日、長男のジンくんが「ドラミちゃん」のおもちゃを前に寝転がっていると、おもちゃを取ろうとした末っ子のリツくんは兄犬に怒られてしまった。ショックだったのか、しょんぼりと伏せてしまったリツくん。それでも諦めきれずに「おもちゃいいな~…」と羨ましそうに見つめている。
そんな2匹を横目にやってきた次男のトキくん。なにやらガサゴソと、カゴの中で何かを探しているようだ。すると…取り出したのはなんと「ドラえもん」のおもちゃ。そして、くわえたままリツくんのもとへ来たトキくんは、「これで遊びな~」とおもちゃを渡して去っていった。リツくんはとても嬉しそうだ。
普段はキャンプ場で看板犬として活躍している3匹。やんちゃな三男のリツくんに対しても普段はとっても優しいという長男のジンくんだが、このときは珍しく厳しくしていたそうだ。そして、とても頭が良いという次男のトキくんは、落ち込む弟を見てたくさんのおもちゃの中から代わりになる物を選んで渡した。
このやりとりを見た飼い主は、「ここまで状況判断できて行動するなんて素晴らしい」と感動したという。(『ABEMA Morning』より)