『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が9月6日に放送され、ヤンキーに憧れる4歳息子と、それを心配する母親を追った。
【映像】お遊戯で1人ポケットに手を突っ込んで歩くユウト君(4)
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「ヤンキーに憧れる4歳児」は、福岡県の女性(39)から寄せられた次のような依頼だ。
『大変です、4歳の息子のヤンキーへの憧れが止まりません。私が、うっかりヤンキーもののドラマを見せてしまったのがキッカケで、仮面ライダーを超え、ヤンキーがナンバーワンヒーローになってしまいました。毎日のように真似事をしていますが、ヤンキーへの憧れがダメな方向へ行っている気がします。ドラマでもそうですが、ヤンキーには悪いヤンキーと、カッコいいヤンキーがいると思います。息子はどちらかというと今、悪いヤンキーです。長女や次女と喧嘩し、おばあちゃんにパンチ。嫌いな野菜も「やだ!食わねーよ!」と言って全く食べません。せめて正義感に溢れたカッコいいヤンキーに憧れるよう、お力を貸していただけないでしょうか』
依頼者の家を訪れると、息子は開口一番「夜露死苦」と挨拶。ヤンキーの好きなところは「強いとこ」で、お遊戯の際に1人だけポケットに手を突っ込んで歩く姿がビデオに映っていた。しかも、骨粗しょう症の祖母のお尻をターゲットにパンチを連打するといい、ヤンキーの強さをはき違えているようだ。
しかし、その祖母の驚愕の過去が判明。高校時代に番長と付き合っていた、元ヤンだったのだ。そこで、本当の“ヤンキーの強さ”とは何かを見せるべく、昔の経験を元にひと芝居打つことに。
お店にやってきたのは、ヤンキー3人組。「おい何しとんじゃ!」「なにカメラ回しとんかい!」と、石田靖探偵や母親・息子に絡んでくる。そこに現れた祖母。「可愛い孫になんばしよっとか!ケンカの仕方教えてやるけん、表に出ろ」と追い出し、成敗するのだった。
少し不安な面持ちでやりとりを見ていた息子。祖母から「悪いヤツをやっつけるヤンキーになろうね」と声をかけられると「はい」とうなずき、「(ばあば)カッコよかった」と“改心”した様子で話していた。