アニメ『小市民シリーズ』より、第10話のあらすじと先行カットが公開された。
『小市民シリーズ』は、『氷菓』をはじめとする〈古典部〉シリーズの作者にして直木賞作家・米澤穂信が生み出した、シリーズ累計110万部を突破する大人気ミステリ。かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩が、清く慎ましい小市民を目指そうと決意。同じ志を立てた同級生の小佐内と、たがいに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結び、小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいたが、ふたりの学園生活にはなぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んでくる、といった青春ミステリ小説だ。
第10話「スイート・メモリー(後編)」
【あらすじ】
溶けてゆく夏期限定トロピカルパフェを挟み、向かい合う小鳩と小佐内。この夏の出来事に関して小佐内を問い詰める小鳩に対し、小佐内もまた、楽しげに推理をする小鳩について考えていたことを語りだす。「小市民」を目指していたふたりのこれからは、どうなってしまうのだろうか。
(C)米澤穂信・東京創元社/小市民シリーズ製作委員会