元フジテレビのアナウンサーで現在はフリーで活躍している笠井信輔が、9月11日に自身のアメブロを更新。タクシー乗り場で喧嘩に遭遇したことについてつづった。
【映像】笠井アナ「我が家にオレオレ詐欺が!」“怪しい電話”の音声公開
笠井アナは名古屋での仕事を終えた後の22時前、タクシー乗り場に並んでいた時の状況として、「並んでいたのは、4人ほど。私の前には、70代と思われる男性。イライラしているのはすぐにわかりました」と説明。その男性は、大きな旅行カバンをトランクに入れてもらっている客に対し、「早く乗りなよ」と声をかけていたという。
その次の客は、赤ちゃんと20代ぐらいとみられる若い母親。ベビーカーをタクシーに乗せるのに苦労していたところ、男性が「何やってるんだよ」と小言を言ったそうだ。「すると、突然、その母親が振り返って『今なんつった!うるせーんだよ。おめー何様だよ』、ものすごい形相で、その老人にかかってきたのです。現場は突然緊迫感に包まれました」。
母親の突然の激怒に驚いた笠井アナ。「さすがに間に入ろうとしましたが 間に入ったことで、かえってトラブルが拡大することもあるので 手が出始めたら、止めようと思って見ていました」と、当時の考えを明かす。
口喧嘩が続いたものの、ベビーカーをタクシーの運転手が積み込み、母親も車内に乗り込んだところで収まったようだ。「口火を切ったのは高齢男性の方ですが あの時の母親の恐ろしい顔は、未だに忘れられません」と綴っている。
こうした出来事から笠井アナは「皆、疲れてる。ストレス溜めてる」「瞬間的に、怒りが爆発するのも、わかる気がします」としつつも、「ただ、あそこまで怒りすぎるのは損だなとも思いました どこで誰が見ているかわかりませんからね」と指摘した。
さらに、アンガーマネジメントの考え方に言及。「怒りといったものは6秒間、我慢しておくと収まるものであると それでも納得がいかないことがあったら行動に出る まずは、カッとなったときに、6秒間、心を落ち着かせる そうすると、人は、冷静に物事を運ぶことができるという考え方です」とし、「カッとなって行動することにいいことないな」と締めくくった。