4か月間のオーディションを経て、格闘家・朝倉未来が発起人を務めるアイドルオーディション『Dark Idol』からデビューメンバーが決定。メンバー達の情報が解禁された。
【映像】アイドルデビューが決定した6名の美女（アップ＆全身あり）
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。
1stタイマンバトル、2ndグループバトル、３rdアイドルフェス、4th合宿審査、5th個人面談を経て、6人がデビューすることが決定。遂にそのメンバーが発表された。
1人目に選ばれたのは橋本萌花（26歳）。4歳からダンスと歌を習い、大手事務所に7年間所属していたが、173cmという高身長故に「アイドルとしてはデカ過ぎ」と夢を諦めてきた。『バーレスク東京』で2年半センターを務め、21歳でグラビアデビュー。モデルや女優としても活動していたが「今の時代だったらこんなわたしでもアイドルになれるんじゃないか」と奮起し今回『Dark Idol』に挑んだ。ASOBISYSTEM中川社長は「歌・ダンス・スキル・ビジュアルも素晴らしい」と橋本を絶賛。「今回の企画はそういう壁も超えていって良いんじゃないかなと思って。高身長を理由で（アイドルを）諦めなくても良い」と橋本をメンバーに選んだ理由を明かした。
2人目の合格者はロシア人と日本人のハーフとして生を受けた前垣さら（23歳）。前垣はこれまで２つのアイドルグループで活動するも売れず、解散後は舞台俳優として仕事を行って来た。「中学生の時に従兄弟が自殺してししまって。その第一発見者になってしまったんですけど…」と壮絶な過去を明かし「従兄弟が苦しんでいることに気付けなかったっていうのがすごく心に残っていて。そんな人たちを支えられるようなアイドルになりたい」とアイドルに対する強い想いを語っていた前垣。選考時朝倉は「前垣さんはオーラ出てたんで。僕の中では1位」と前垣を猛プッシュ、中川社長も「本当にアイドルに向いているなと思って。アイドル性・スター性ともにNo,1」と称賛した。
3人目に選ばれたのは石川侑依（23歳）。高校受験に失敗し家族の“アイドル”から“恥さらし”に転落してしまったと語っていた石川は慶応義塾大学卒業後就職の内定を辞退してこのオーディションに参加した。ファイナリストで唯一のダンス未経験である石川。「放つ空気が異質」「芯が強いので大きい事を成し遂げてくれそう」と審査員たちを唸らせ、中川社長からも「番組のコンセプトにすごく合ってる。オーディションで出会えた逸材」と太鼓判を押された。
4人目の合格者は一条カオリ（26歳）。フィリピン人と日本人のハーフとして生まれた一条は小・中・高とバスケットに励み、県大会ベスト８の強豪校に在籍していた。ベリーショートヘアに女の子らしさ０の格好をしていた当時、付けられたあだ名は「ゴリラ」。オーディション序盤には「（綺麗になって）見返したい。ゴリラでも人前ではカッコよくなれるんだぞっていうのを見せたい」と語っていた彼女だったが見事ゴリラの逆襲を果たし、猛者たちに混ざり叱咤激励を受けながらも厳しいオーディションを勝ち抜いてきた。そんな彼女を朝倉は「華ありますよね、アイドルの。持ち合わせたものって天性のものだから」と評価。中川社長は「歌やダンスのレベルはまだまだ足りない」と苦言を呈しながらも「なんか華があるというか、オーラがある。まだまだ頑張る気や意思があるんだなと思ったので、伸び代はすごくある」と今後に大きな期待を掛けた。
5人目に選ばれたのは星野ティナ（23歳）。星野は1億円を売り上げる現役キャバ嬢の座を捨て、アイドルになりたいと今回のオーディションに挑んだ。実は中学1年生から6年間『monogatari』というグループでアイドル活動をしていた過去がある星野。親の借金を返済するため夜の世界に足を踏み入れるも「お金があっても生きてる心地がしない」と奮起し『Dark Idol』に名乗りをあげた。中川社長は「最後に（個人面談で）言った本音の時の涙を見て、本当にやりたい気持ちはあるんだろうなってのを感じましたね」とコメント。「合宿の先生たちの意見にもあった通りスター性がある。昔アイドルをやってたのもあるので当時のファンのみなさんも喜んでくれて、グループの人気が出る起爆剤になればいいなと思って」と星野を起用した理由を明かした。
最後に6人目のメンバーに選ばれたのは谷屋杏香（26歳）。谷屋はかつて『Nizi Project』東京合宿に参加するも脱落「JYパークさんにナチュラルさが足りないって言うご指摘をずっといただいて、それがすごく悔しくて…」と無念の過去を明かしていた。そんな挫折をバネに自己研鑽を重ね、高度なダンススキルと表現力を武器に持つ谷屋。合宿審査ではチームメンバーたちを技術＆メンタル両面から引っ張り、圧巻のパフォーマンスを披露した。そんな谷屋を中川社長は「実力はすごくある」と絶賛。さらに「チームワークとか周りの仲間を助ける、一緒に登っていくことをちゃんと実現している」と谷屋の協調性を評価し「自分がグループの中でどう個性を出していくかが彼女の壁」と今後の課題について語った。
そんな6人のアイドルたちは来年4月、EX THEATER ROPPONGIでデビューライブを行うことが決定。デビュー曲を手掛けるのは『新しい学校のリーダーズ』や『BiSH』の楽曲を手掛ける松隈ケンタ氏。グラビアアイドル、1億円キャバ嬢、Nizi Project、大学生、舞台女優、元アイドル、様々な過去を乗り越え、これまでにない新しいスタイルのアイドルが誕生した。
