『Dark Idol』候補生の元キャバ嬢が、最終審査で涙ながらに過去を吐露。格闘家の朝倉未来が「1人だけずっと本心が見えない。壁を感じてしまう」と彼女の本音を探った。
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。
アイドル候補生9人の最終個人面談を終えた朝倉は「ぼくはどうしても星野さんが刺さらないんだよな~」と星野ティナ(23)の名前を上げ「星野さんが言ってる言葉が薄く感じちゃうんですよね。この人本心で思ってるのかな?って」と首をひねる。そして「『あなただけ迷ってます』ってもう1回(呼び出したい)」と2度目の面談を設けることになった。
再度呼び出しをくらい、事態が呑み込めず緊張する星野。朝倉は「僕的にはナシかなと思っていまして」と話を切り出し「他の皆さん(審査員)は逆に推してて。ぼく的には1人だけずっと本心が見えない。壁を感じてしまうので」と理由を明かした。
そして「この『Dark Idol』に賭けた想いをもう1度本心で話して欲しい」と言う朝倉に「アイドルを6年間やってきた中で本当に全力でやっていて。プロデューサーが捕まった理由も許せなくて…」と涙を流す星野。「ずっと芸能を続けたかったけど親の借金とかもあったし、パパも薬物中毒でおかしくて…お金もなかったからしょうがなくキャバクラに入って。色々な心残りがたくさんあるから。私が懸けてる想いは本当だし、今まで逮捕されたプロデューサーのせいにして生きてきたんですけど。(『Dark Idol』で合格して、その後)大きい箱で解散するにあたって、その人を呼んでその人のおかげでこんなデカいステージまで来れたんだよって言える人間の器になりたいと思ってます」と語った。
しかしそんな星野にASOBISYSTEM・中川社長は「解散がゴールじゃないと思うの」とバッサリ。「俺からしたらすごくもったいないなって思うし、プロデューサーのダメな奴のことだけで人生終わるの?って、普通に思うんだよね」と星野を諭した。すると「昔から感情がよくわかんないって言われてきてて。私もそこが自分の短所だとはわかってるけどどうしたらいいかわからなくて…」と自身の中にある戸惑いを曝け出す星野。朝倉は「着飾らないで本心でもっと話していってほしい」と星野に希望を託した。