大河ドラマ初出演も決定した伊藤健太郎が、松本優作×藤井道人によるオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』でダーティーさと好青年の間を行き来するカメレオンになり切っている。
【映像】メッシュの入った前髪に無精ヒゲ…怪しげな雰囲気漂う伊藤健太郎
本ドラマは、過去と現在のそれぞれの事件が繋がり、衝撃的“真実”が明らかになっていく群像サスペンス。2024年の渋谷で起きた凶悪事件を引き金に、週刊誌ライターの主人公・中川碧（福原遥）は、事件の犯人が高校の同級生ではないかと疑う。疎遠になっていたかつての仲間たちと再会し、高校時代のある事件を回想しながら真相に近づいていく。
伊藤が演じるのは、碧の高校時代の友人・喜多野雄太。整ったルックスに加えて、ダンス部所属というパーソナリティーは、まさにキラキラ界隈を絵にかいたようなリア充だ。地元の夏まつりでは法被を着て巨大な山車に乗って注目を浴び、碧の親友・桜井梨沙（武田梨奈）からも熱視線を浴びるなど一軍男子の力をフル発揮している。
しかし上京してからの喜多野は一転、高校時代の爽やかさは影を潜め、闇夜に生きる人間ならではのダーティーさをまとう大人になっていた。メッシュの入った前髪に無精ヒゲ、全身黒コーデというビジュアルで、周囲から「闇バイトに手を染めている」という言葉も聞こえてくるから厄介だ。
無精髭やメッシュのアイデアは、高校時代と大人時代の喜多野の落差を強調するために伊藤自らが発案したという。俳優業復帰後、好青年キャラを意図的に脱皮した伊藤だからこそのカメレオン的演じ分けはお見事。視聴者からも喜多野のキャラクターに興味を持つ声や、ワイルドになった伊藤の佇まいを絶賛する声も多数上がっている。
視聴者の間ではミステリアスな喜多野が話題となり「高校生の時の雄太くんと大人になっている闇堕ちしている彼が同一人物なんて何があったの？？？」「雄太の行く末がとても気になる」「闇堕ちしてる喜多野くん見てからの祭りの喜多野くんだと本当に100倍かっこいい」など様々な声が。一軍を突っ走っていた喜多野は、何故アウトサイダー道に車線変更せざるを得なかったのか。背景にある秘密と今後のストーリー展開から目が離せない。
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