会社員の彼氏とエステティシャンの彼女。そのカップルは彼女の30歳の誕生日に婚約し、半年後に入籍予定だったが、彼氏からの申し出により、入籍は延期に。婚約しておきながら、入籍をためらう彼氏の言い分に、ヒコロヒーらスタジオメンバーが衝撃を受ける一幕があった。
9月19日、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第1話が放送された。
本作は、なかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組。スタジオではヒコロヒーがMCを務めるほか、さや香・新山がレギュラー出演。第1話から第3話は藤本美貴と三浦獠太がスタジオゲストとして出演し、2組のカップルの旅を見守る。
シュウヘイ(30歳/会社員)とカホ(30歳/エステティシャン)は、2022年に交際をスタートし、ほぼ同時に同棲も開始した。そして今年1月、カホの30歳の誕生日に2人は婚約。本来であれば、そこから半年後の今年6月に入籍する予定だったが、シュウヘイが入籍を延期したいと言い出した。
カホによると、シュウヘイから入籍延期の申し出があった際、彼は「結婚のタイミングって子どもができたとか、そういうタイミングでもいいんじゃないか」という趣旨の言葉を口にしたという。これを聞いたスタジオのヒコロヒーは「それ許したの!?」と驚きの声を上げた。「とりあえずは、そうだねって感じにはなったんですけど…」と当時を振り返るカホの口調から、内心では納得しておらず、渋々同意したことがうかがえる。
いったん延期することになったものの、具体的にいつ入籍するのか、先の予定は決まっていない。カホは「子どものタイミングってわからないものだと思っているから、このまま結婚から逃げようじゃないけど、違う方向に行こうとしてるのかな?」と話し、本当は結婚する気がないのではないかと、シュウヘイに疑念を抱いているようだ。シュウヘイとカホ、2人が抱える事情を知ったヒコロヒーは「プロポーズしたのに!?」「マジ!?」と衝撃を受けていた。
7日間の旅の最終日には、別れるか結婚するか、二択の選択が待っている。カホが望むのは、結婚を決断し、シュウヘイと帰国する幸せな未来だ。出発前に行われた個別インタビューの中で、カホは自分から結婚の話題を出すことは避けてきたと話し、その理由について「男性ってそういう話ってあんまりかなって思って。聞いたら嫌われるんじゃないかなとか。余計に結婚したくないとか、気持ちが離れちゃうんじゃないかと思って言いにくかった」と説明。そして「私は今後も彼と一緒にいたいと思っているので…」と本音を明かすと、その目から涙があふれ出した。