アニメ「魔王軍最強の魔術師は人間だった」最終話が9月18日より順次放送中。残忍にして冷酷と称される魔王ダイロクテン(CV:石見舞菜香)がふと見せた笑顔が、「わー魔王様笑った!!」「堪らんかわいさ」と視聴者を魅了した。
「魔王軍最強の魔術師は人間だった」は、原作:羽田遼亮氏、漫画:アナジロ氏によるシリーズ累計発行部数85万部突破の同名作品が原作。“魔王軍最強の魔術師”と呼ばれる主人公・アイク(CV:福山潤)が、人間であることを隠しながら魔族と人間の共生を目指す“成り上がりダークファンタジー”だ。
前回放送の第11話では、諸王同盟軍との戦いの中で、ジロン(CV:利根健太朗)がアイクに「魔族が人間の力を借りるなど……」と意見した。するとリリス(CV:和氣あず未)がジロンにいきなり膝蹴りをくらわせて、「ブヒブヒうるさいわね!なに偉そうにアイク様に意見してんの!?」「ブサイクがアイク様に意見なんて100万年早いのよ!」と毒舌をぶつけた。さらにサティ(CV:立花日菜)も「ご主人様の深いお考えを知りもせず軽率です!」と加わって、2人は「反省しろ!」「反省してください!」とジロンに迫った。
アイクへの愛情ゆえに言動が過激化するリリスとサティに、ネット上は「圧がすごいww」「君らジロンさんへの当たり強すぎない?」「辛辣すぎるw」と盛り上がった。
最終話の第12話「エ・ルドレ将軍」では、ダイロクテンがアイクのもとを訪れた。魔族の王にして最強の存在であるダイロクテンだが、見た目は可憐な少女だ。そのためジロンは、「ここはお嬢ちゃんが来ていい場所じゃないよ~?遊ぶならよそで遊びなしゃい」と馴れ馴れしく声をかけてしまい、相手が魔王だとわかると、「ええー!?でも、魔王様って頭が9つあってそれぞれに王冠被ってて、手足は6つあってそれぞれにかぎ爪があって……」とびっくり仰天だった。
ジロンの度重なる無礼な発言について、アイクは「申し訳ございません!数々のご無礼、ひとえに私の監督不行き届きでございます!」と慌てて謝罪した。ダイロクテンは怒ることなく、「気にするな。世の顔を知っている魔族は限られている」「世は配下の者にそのように思われていたのか……。是非もないことよ!」と楽しげに笑っていた。
いつもクールで、周囲から“残忍にして冷酷”と噂されるダイロクテン。そんな彼女の珍しくご機嫌な様子に、「わー魔王様笑った!!」「笑顔の魔王様ギャップ萌えすぎだろ」「堪らんかわいさ」と視聴者は大喜びだった。
第12話「エ・ルドレ将軍」
<あらすじ>
セフィーロが囚われたアレスタ城へアイクが現れたことで士気が上がる魔族たち。しかし、傷ついた者も多く、戦いでは不利な状況が続く。ところが、その戦況を覆す者が現れる。その正体は、イヴァリアスの住人で、アイクを慕って戦いに志願した人間たちだった。
(C)羽田遼亮・アナジロ/双葉社・魔王軍最強の製作委員会