『ポツンと一軒家』（テレビ朝日系）が9月15日に放送され、捜索中に現地の人のあたたかみが次々と感じられる場面があった。
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!? 衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。
今回は、番組初となる沖縄県でポツンと一軒家を発見。その場所は北部にある森の真っただ中で、三角形に切り拓かれた土地に建物らしきものが確認できる。
沖縄の美しい海を臨む最寄りの集落へと向かうと、ひときわ大きなログハウスにいた地元の住人を発見。声をかけて衛星写真を確認してもらうと、男性は「このあたりに家があるというのは聞いたことがないですね」と見当がつかない様子だ。すると、「区⻑に連絡を取ってみましょうか」と、近所に住んでいるという家まで案内してくれることに。区⻑の家を訪ねて衛星写真を確認してもらうと、「隣の集落で聞いてもらったほうが確かですね」と、今度は隣町の区⻑を紹介してくれた。
初の沖縄上陸で、まさかの連携を得た捜索隊。しかし、その隣町の区⻑も「ここは人が住んでいないはず」と首をかしげていたが、タイミングよく前区⻑も登場。目指す一軒家は麓の集落に自宅があるみかん農家の山小屋で、85歳ぐらいの男性が持ち主だということが判明した。しかも、男性がその山小屋で作業中という情報も入り、麓の区⻑が山小屋まで案内してくれることに。住人と区⻑らの華麗な連係プレーによって、あれよあれよと目指す一軒家のある森深くへと向かうことになるのだった。
捜索隊は「怒涛の流れ」と急展開に驚きつつ、「本当にいい方たちに出会えました」「みんな優しい」と感謝を述べていた。
