まさに瞬き禁止の衝撃的ラスト5分。松本優作×藤井道人によるオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』第3話が、最後の最後に視聴者の情緒をぶっ壊しに来る。
【映像】渋谷で起きた無差別通り魔事件の真犯人は…衝撃のラスト5分
本ドラマは、過去と現在のそれぞれの事件が繋がり、衝撃的“真実”が明らかになっていく群像サスペンス。2024年の渋谷で起きた凶悪事件を引き金に、週刊誌ライターの主人公・中川碧(福原遥)は、事件の犯人が高校の同級生ではないかと疑う。疎遠になっていたかつての仲間たちと再会し、高校時代のある事件を回想しながら真相へと近づいていく。
第3話で明らかになった、高校時代の碧との確執が生んだ喜多野雄太(伊藤健太郎)の黒歴史。そして碧の大親友・齋藤風花(小野花梨)の静かに荒んだ心の漆黒。終始ヘビーな展開を見せる第3話もそろそろ終わりに近づいたかと思った次の瞬間、思わぬ新事実が飛び出してくる。
渋谷での凶悪事件の犯人が喜多野であると睨んで独自に取材を進める碧の一方で、高校時代の友人でセレブ社長として成功している高木洋介(倉悠貴)の犯人説が謎アカウントから拡散。そんなカオスの最中にあって、警察による緊急記者会見が開かれ、身元不明だった犯人の正体がついに明かされる。
その名は尾関健(林裕太)。だ、誰?と思ったらすぐに第1話や第2話を確認してほしい。尾関とは高校時代の喜多野の友人であり、実家である喫茶店を手伝っていた印象の薄い、透明な存在のような青年である。まさかの人物の登場に、碧も視聴者も驚愕だ。犯人が喜多野でも高木でも記事化すると意気込んでいた碧だが、謎多き事件と真相にどう向き合っていくのか。怒涛の展開になる事は必至。なぜ尾関は凶悪犯になったのか、彼ら6人に何があったのか…続きを見ざるを得ないクライマックスの隠し玉投入に、ドラマファンも満足するに違いない。