上川陽子外務大臣が19日、『ABEMA Prime』の自民党総裁選の候補者9人による討論会に出演し、自身の交友関係について「学生時代の仲間といると本当にホッとする」と、素の表情をのぞかせた。高市早苗経済安保担当大臣とともに、初の女性総理を目指す上川氏だが、番組内で人柄を知る質問として「友だちとは」という問いに対応。「今でも同級会、クラス会をしている」と笑顔を見せた。
番組では日本の若者の将来、ネットなどで広がる分断などをテーマに9人の候補者が議論を交わす中、その他の討論会ではあまりテーマ設定されることがない「友だちとは」という内容で、それぞれの“友だち観”を順番に語っていった。上川氏は政界とは関係のない友人たちとの交流に安らぎを感じるとし「学生時代の友だちと、今でも同級会あるいはクラス会をしている。その仲間といると社会の中、政治の中でもいろいろあるが、全くそういうこととは関係ないので、本当にホッとする。またみなさんが呼んでくれるので、私がちょっとでも顔を出すと、よく来てくれたという形で励ましていただける。たぶん生涯続くと思うし、本当にうれしい」と旧交を温めることの大切さを説いていた。
なお、上川氏は政策についても活発な議論を展開。総裁選の争点にもなっている選択的夫婦別姓については「個人的には夫婦別氏制度に賛成。私自身は結婚する時に姓を変えたが、自分のアイデンティティを失ったような気持ちはした。この議論は20年ぐらい前に自民党の中でもして、賛成、反対が真っ二つ。選択を迫るということは、社会の中の分断を生むという可能性がある。いろんな形の姓の在り方を賛成か、反対かということではなく、議論をすべき」と述べていた。
(『ABEMA Prime』より)
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