茂木敏充幹事長が19日、『ABEMA Prime』の自民党総裁選の候補者9人による討論会に出演し、自身のプライベートにおける交友関係について「僕がどういう立場になっても『茂木』と言ってくれる人が友だち」と述べた。
番組では、日本の未来を背負う若者について、またネットを中心に広がる分断などについて議論が交わされた後、あまり知ることができない候補者たちの人柄を知る企画として「友だちとは」というトークテーマが設定された。様々な利害が絡み合い、政治家、さらには総理にでもなれば、なかなか「友だち」と呼べる存在も少なくなるのでは、という問いだったが、茂木氏は「やはり『茂木』と言ってくれる人が友だち。それは同級生だったり、会社の仲間だったり。僕がどういう立場になっても『茂木』と平気で言ってくれる人」と語った。
また自身の欠点として「時間にルーズでダメなことが多い。朝も弱いし(苦笑)」とし、「いろいろなことについて、素直にあいつの言うことだったら聞けると思える人、お互いにそういうことができる人間は友だちだと思う」と、はっきりと指摘し合える関係こそが理想的だと述べていた。
政策論争では、人口減少と経済について言及した。茂木氏は「人口減は決していいことではない。ただ少子化対策をやっても、0歳の子どもが20歳になるのに20年かかる。これから毎年35万人くらい労働人口が減り、全体の0.5%が減る。ところが生産性を1%上げれば差し引きで0.5%だ。副業でもいいと思う。また大学だけではなく、高専も素晴らしい」と訴えていた。
(『ABEMA Prime』より)
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