9月20日より順次放送中のアニメ「この世界は不完全すぎる」第12話で、謎の“多面体”が新キャラとして登場した。無機質にもほどがあるビジュアルと声優・古賀葵のキュートな声とのギャップが、「ヒロインぽいかわいさがあった」と視聴者を魅了した。
「この世界は不完全すぎる」は、左藤真通氏による同名漫画が原作。極秘に組織された調査隊“王の探求者(キングス・シーカー)”の一員であるハガ(CV:石川界人)と成り行きで助けた少女・ニコラ(CV:矢野妃菜喜)をめぐる冒険ファンタジーだ。実は彼らの住む世界はゲームの中に存在するもので、ハガの正体とは、ゲーム内の不具合を探して報告するデバッガーだ。
前回放送の第11話では、ハガたちが溝口レン(CV:杉田智和)と宮崎アカネ(CV:新井里美)と合流した。初登場のレンとアカネは、ロードエルフであるアキラ(CV:高橋李依)の仲間だ。2人はハガたちの旅の苦労を知ると、「よく頑張りました!」「お二人の努力を思うと……」「泣けるのにゃー」と号泣して抱きついた。
以前アキラも、ハガたちの旅の話を聞いて、「よく頑張りました!」と感極まって抱きついてきたことがあった。アキラとそっくりな言動のレンとアカネに、ネット上では「インパクトすごかったなぁw」「確かにアキラの仲間だ」「似た者同士だな笑」と反響が相次いだ。
最新話の第12話「ザ・ダイヤモンド」では、地下空間にワープしたハガがデバッガーの木下まゆ(CV:古賀葵)と出会った。木下は、読み込みエラーを起こしたせいで、多面体の真ん中にハテナマークが表示された外見になってしまっていた。地下空間でひとりぼっちだった木下は、「ずっと、1人で……寂しかった……!」とハガに泣きついた。
木下役の古賀葵は、人気ラブコメでヒロイン役を演じるなど、キュートな声質に定評がある声優だ。多面体という無機質なビジュアルと甘い声とのギャップに、「声と姿のギャップにやられました」「ヒロインぽいかわいさがあった」「なんかかわいい」と注目が集まった。
第12話「ザ・ダイヤモンド」
【あらすじ】
目を覚まさないニコラを救ったのは、マズゥナ神殿の高司祭として活動するメタAIのアルバだった。プレイヤーに過度な干渉をするアルバの立ち居振る舞いに疑念もったテスラの指示で、ハガは運営側に報告をあげようとするが、その瞬間、見知らぬ地下空間にワープしてしまう。 そして時を同じくしてアマノ、アキラ、アカネの3人も、ハガと同じワープ現象に見舞われていた。
(C)左藤真通・講談社/『この世界は不完全すぎる』製作委員会