ボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』第1話にて、参加しているアイドルがシビアな活動の現状について語った。
『Re:Born』は、韓国で既にデビューを経験したK-POPボーイズグループ12組が、日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げる番組。AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E’LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIACが出演しており、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』『SHOW ME THE MONEY』を手がけた日韓トップクラスの制作陣が集結している。番組のMCは“アジアのプリンス”ことチャン・グンソクが担当する。
プロも「消費されて捨てられていく」と嘆き
番組への参加を前に、これまでに経験してきた不遇について語り始めるアイドルたち。WAKERのイジュンは「デビューを目前に控えていたのに、何度も白紙になりました」「すぐに終わるトンネルだと思っていたのに、いざ入ってみると光が見えない」、AIMERSのウヨンは「うまくできる自信があるのに、チャンスを与えてもらえなかった」と吐露し、XODIACのシンは「小さな芸能事務所で、番組に出るのも思った以上に難しくて……」、DIGNITYのLUKEは「デビューよりも解散という言葉のほうが、より身近に感じられました」と切なそうに語る。
また、番組で審査を担当するプロたちも実情を明かした。歌手のキム・テウは「アイドルの世界は、大手事務所にとても有利な構造になっているんです。中小事務所のアイドルは、メディアの広告、番組出演のチャンスも少ない。とても不利な条件下で活動をしているんです」と紹介する。
シンガーソングライターのシン・ユミも「スポットライトは1位だけのもの。浴びられなかった人たちは、イメージだけが消費されて捨てられていくような感じ」と語り、ダンサーのヒョジン・チョイは「今はアイドル全盛期といっても過言ではありません。その中で生き残れるのは2、3チームしかいないのが現実。短いスパンで新しいグループが次々にデビューするので、アイドルの寿命も短くなっています」と現状を憂えた。（『Re:Born』／ABEMA K-POPチャンネル）
