エステティシャンのカホは、今年1月、30歳の誕生日に彼氏からプロポーズされ、本来であれば半年後に入籍する予定だった。しかしその後、彼氏が入籍延期を希望。「入籍は子どもができてから」という言い分を受け入れ、悩んできたカホに、親友が鋭いアドバイスを送った。
【映像】結婚できない理由を告げられる30歳美人エステティシャン
9月26日、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第2話が放送された。
本作は、なかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組。スタジオではヒコロヒーがMCを務めるほか、さや香・新山がレギュラー出演。第1話から第3話は藤本美貴と三浦獠太がスタジオゲストとして出演し、2組のカップルの旅を見守る。
カホの婚約者は、30歳会社員のシュウヘイ。2人は交際して2年になり、すでに同棲もしている。一見、お似合いのカップルに見える2人だが、入籍を延期したまま、結婚の見通しは立っていない。第2話では、ギリシャへ旅立つ前に、カホが親友のシュンキチさんに悩み相談をした際のVTRも放送された。
初めにカホは、シュウヘイから入籍延期の申し出があった際、「結婚のタイミングがわからない」「(結婚は)子どもができてからでもいいんじゃない?」という趣旨の話があったことを伝え、「ああ〜ってとりあえず飲み込んで」と苦笑い。さらに「話の方向をずらされているような気持ちになった」と振り返った。
カホの話を聞いたシュンキチさんは「それが(入籍を延期したい)本当の理由なのかも、聞いたほうがいいと思った」とアドバイス。そのうえで「カホちゃん本当に優しいから、何も言わない」と、不満や悩みを相手に伝えないカホの性格にも問題があると指摘し、「付き合っている状況下ならそれでもいいかもしれないけど、結婚して生涯寄り添っていく相手に対しては、失礼な気もするかもね。カホちゃんが自分自身を守ってるだけな気がする」と、厳しくも愛ある言葉を送った。さらにシュンキチさんは、しっかり意思を持つべきだと、カホに助言。そしてカホは、旅の2日目、このときのアドバイスを実行に移した。
「ちゃんと自分の意見も伝えて、納得して、お互いが進めていけたらいいなと思ってるし、それが難しいんだったら、それはもう別れるって決めてる」。シュウヘイの目をまっすぐ見ながら、別れる覚悟もあることをはっきり伝えたカホ。シュウヘイも「その覚悟をカホちゃんから伝えてもらって、俺もそうやなって思ったし、カホちゃんの気持ちもすごい伝わった」と真剣な表情で言葉を返し、カホの覚悟を受け止めていた。