モデル・モナ(30)が、婚約者のラグビー選手・アオイ(27)への不満を爆発させ、口論になる一幕があった。
9月26日、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第2話が放送された。
本作は、なかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組。スタジオではヒコロヒーがMCを務めるほか、さや香・新山がレギュラー出演。第1話から第3話は藤本美貴と三浦獠太がスタジオゲストとして出演し、2組のカップルの旅を見守る。
プロポーズ後に同棲したことで関係がギクシャクし始め、入籍しないまま1年以上が経過してしまったアオイとモナ。この状況に終止符を打つべく、ギリシャへ旅立った2人は、初日の夕食時に意見をぶつけあった。しかし、アオイが寄り添う姿勢を示したことで、最後は無事に仲直り。解決に向けてお互いに努力しあうことを、約束したのだった。
こうして迎えた“決断の旅”2日目。リラクゼーション施設を訪れた2人は、水着姿で温泉に浸かりながら、昨日の話し合いの続きを行うことに。初めにアオイが口にしたのは、モナへの感謝だった。「ディナーの時、嬉しかったことがあって」と切り出し、「明日話す時間作るからディナーは美味しく食べようって言ったら、いいよってうなずいてくれたことが嬉しかった」と笑顔で伝えたアオイ。これにはスタジオのMC陣も大いに感心した様子で、「ええな〜!まず嬉しかったことから伝えるんや」「最初の入り方、完璧やった」などと絶賛の声が続出した。
普段は口論になった後、モナが食事を拒否するのがお決まりのパターン。しかし昨夜は、明日も話の続きができることに加え、一緒に考えて前に進もうとする意思がアオイから感じられたため、モナも一緒に食事をする気になれたようだ。だが、2人の話し合いが順調だったのは、ここまでだった。モナが「感覚のズレ」について話を始めると、意見の食い違いが顕著になっていく。
モナがアオイに対して抱いている、大きな不満。それは、自発的な愛情表現がないことだ。モナは帰宅したら、アオイにすぐハグをしてほしい。しかし、アオイの方からハグをすることはなく、ストレッチなどのルーティンを始める。そのような状況に寂しさを募らせてきたモナは「アオイのやりたいことをずっとやる。モナは後回しの状態」と不満をぶつけた。
しかしラグビー選手のアオイにとって、ストレッチや食事、睡眠といった日々のルーティンは「トイレに行きたい時に行く」のと同じぐらい、自然であり重要なことだという。アオイは「それをしないと積み重ねてきたものが無駄になってしまうこともあるし、モナとの話に集中できないときもある。だからそれをしてから、モナと向き合ってもいいですか?っていつも言ってる」と言葉を返したが、モナに理解してもらうことはできなかった。
「それってなんでモナじゃないとあかんの?」「自分のやりたいことずっとするなら、一緒に住む必要がない。何のために2人で住んでるの?モナにとってそのやり方は、苦しい方が勝つ」「帰ってハグしたりとか、ちょっとしたことやん」「正直言って、シェアハウスしているようにしか思えへん」。大好きなアオイに、愛を求めるモナの言葉は、次第に感情的になっていった。
何に対する時間を確保すれば良いのか、具体的に伝えてほしいと繰り返し頼むアオイに、「モナを優先してくれる時間」と抽象的な答えを返すモナ。2人の話し合いは平行線をたどり、モナは「アオイからの『好き』を感じない」「自分がいつも求めないといけない」と不満を並べた。するとここでアオイが「スキンシップしたいって思えない」と愛情表現をしたいと思えない、本質的な理由に言及。「正直これは、モナの態度次第」「モナの日頃の言動とか行動とか、良いと思ってないから」とストレートに伝えた。
これまでにもアオイは、言葉遣いや態度を直すよう求めたことがあったが、モナは「これが私やから」と反論し、改善しようとしなかったのだという。「すぐに変わってくれないモナに対して、なんで俺がすぐに変わってアジャストしないといけないの?」。アオイはそう問いかけたが、モナは「じゃあしなくていいよ」と不貞腐れ、横を向いて体育座りの体勢に。「もう嫌や、喋りたくない」と、シャットアウト状態になってしまったのだった。果たして2人は、無事に関係を修復できるのか。“決断の旅”の行方はいかに…?