振りかざした正義の大誤爆。その時、福原遥は…。松本優作×藤井道人によるオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』第4話の衝撃的真実の暴露に「絶望感ヤバい」「みんな真っ黒やんけ」とショックを受ける視聴者が続出している。
本ドラマは、過去と現在のそれぞれの事件が繋がり、衝撃的“真実”が明らかになっていく群像サスペンス。2024年の渋谷で起きた凶悪事件を引き金に、週刊誌ライターの主人公・中川碧(福原遥)は、事件の犯人が高校の同級生ではないかと疑う。疎遠になっていたかつての仲間たちと再会し、高校時代のある事件を回想しながら真相へと近づいていく。
碧は、渋谷で起きた凶悪事件の身元不明の犯人を高校時代の友人・喜多野雄太(伊藤健太郎)だと疑う。何故ならば喜多野は高校時代にダンス部の部室を放火した男だから。当時の碧は新聞部として独自に放火事件を調査し、喜多野犯人説を示唆する記事を学校新聞に書いていた。
だが第4話でそのすべてがショッキングに覆される。部室焼失の原因は、喜多野の親友・高木洋介(倉悠貴)のタバコ。喜多野はその不始末を知っていた。しかし高校3年という進路にとって大切な時期。だから口をつぐんだ。それなのに高木は自分を庇って濡れ衣を着せられた喜多野を守ることをしなかった。高木は喜多野の恋人・桜井梨沙(武田玲奈)に惚れていたのだ。
嫉妬が友情を上回り、裏切りに面舵いっぱい。沈黙を守った喜多野は、碧の憶測と偏見にまみれた記事によって孤立、学校を去ることに。今では闇社会を生きる男になってしまった。
これまで隠し通してきた衝撃的事実を口にした高木に、喜多野の元カノ・梨沙は「なんであの時、言わんかったん?そのせいで喜多野くんが犯人に」と唖然。だが高木からは「中川の記事のせいだろ、お前らがあいつを犯人にした」との痛烈な批判が飛び出した。
自らのペンで冤罪を生み出し、一人の人間の人生を破壊した事実に打ちのめされる碧。大人たちが事件をうやむやにしようとした怒り、ジャーナリズム精神、そして正義に突き動かされて書いたはずなのに、すべてが独りよがりの勘違いだったとは。「私が彼を犯人にした」。時空を超えた罪悪感が碧を襲う。その罪悪感は、さらなる秘密の暴露へと続くのだが…。次回第5話を見逃すなかれ!