ボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』第2話にて、BeMAXが新人時代の過酷な体験について涙ながらに語った。
『Re:Born』は、韓国で既にデビューを経験したK-POPボーイズグループ12組が、日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げる番組。AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E’LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIACが出演しており、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』『SHOW ME THE MONEY』を手がけた日韓トップクラスの制作陣が集結している。番組のMCは“アジアのプリンス”ことチャン・グンソクが務める。
「諦めずここまでこられたことが本当にすごい」と審査員も感動
もとはMustBというグループ名で、2019年にデビューした5人組のBeMAX。黒い衣装をまとって現れ、どこか野性的な魅力を放つ。シフはマッスルポーズを取って、鍛え抜かれた見事な腕の筋肉をアピールした。
その筋トレには、思いもよらぬ裏側があった。シフは「もとはリハビリのために軽い運動から始めたんですが、今では健康的な趣味になって、みんなで一生懸命頑張っています」と語り始める。新人時代、メンバーが乗った車が交通事故に遭ってしまい、兄のように慕っていたマネージャーが亡くなってしまったというのだ。メンバーたちも大きな怪我を負った。当時はニュースやリアルタイム検索ワードで1位になり大きく報道された。メンバーたちは「それが一番の不運でした。忘れることができません」と振り返る。
心に大きな傷を負うも、前を見て歩き出し、事故をきっかけに結束力を高めたBeMAX。スヒョンはステージで「マネージャーにも必ず届けたいという思いで、ずっと続けてきているのだと思います」と言葉を紡ぎ、メンバーの目には涙が。チャン・グンソクは「大丈夫ですよ。泣きたいときは泣いていいんです。嬉しいことも悲しいことも正直に話せることが魅力的です」と、優しい言葉を贈った。
BeMAXはステージで「Down Down」をパフォーマンス。どこかミステリアスなムードを漂わせつつ、ヒップホップのビートに乗せて迫力たっぷりなダンスを披露してみせる。最後にはシフがベストの前を開き、鍛え抜かれた胸筋を堂々と見せた。
審査員のダンサー、ヒョジン・チョイは「もっと自信を持っていいと思います。諦めずここまでこられたことが本当にすごいと思うんです。もっと思い切って突き出たらもっといいステージになると思います」と激励。また歌手のキム・テウは、最年長で31歳のテゴンに対し「絶対に気後れする必要はないです。godのパク・ジュンヒョンさんは31歳でデビューしました。ここからがスタートです」と温かいメッセージを送った。
(『Re:Born』/ABEMA K-POPチャンネル)