婚約から入籍に進めないまま、1年以上が経過してしまった、ネパール出身のモデル・モナ(30)とラグビー選手・アオイ(27)。苦しい思いを抱いてきたモナが、2人の未来に悲観的な考えを示し、号泣する場面があった。
10月3日、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第3話が放送された。
本作は、なかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組。スタジオではヒコロヒーがMCを務めるほか、さや香・新山がレギュラー出演。第1話から第3話は藤本美貴と三浦獠太がスタジオゲストとして出演し、2組のカップルの旅を見守る。
プロポーズ後に同棲したことで関係がギクシャクし始め、結婚に踏み切れずにいるアオイとモナ。決断の旅2日目、2人はギリシャ・アテネから車で1時間ほどのところにある、ビーチと温泉が有名なリゾート「ルトラキ」を訪れた。同所の温泉施設で、2人は口論に発展。自分から愛情表現をしてくれないアオイに、モナが不満をぶつけると、アオイはモナの日頃の態度の悪さを指摘。態度を改めてほしいとお願いしても、モナは変わろうとしない。それなのになぜ、自分だけが変わらないといけないのか。アオイがそう主張すると、モナは機嫌を損ね、その場から立ち去ってしまった。
その後アオイは、女子更衣室に閉じこもっていたモナを30分待ち続け、ようやく出てきた彼女を優しくハグ。さらに、きつい言い方をしてしまったことを謝り、「座って話する?」と提案した。
椅子のある場所へ移動した2人は、話し合いを再開。ここでもアオイは、水着姿のモナにバスローブを着せてあげ、涙する彼女の両手を握るという優しさを見せた。そんなアオイに、モナも「さっきは立ち上がってごめんね。ちゃんと向き合うって言ったのに、いつもごめんね」と素直に謝罪。続けて「アオイさんぐらい切り替えられたらいいんだけど、これから先の2人に自信がないんよ。アオイは何も感じてなくて、愛情表現どんどんなくなって、モナだけ我慢して、一生懸命伝えても伝わらんくて。なんで自分が頑張らなあかんのやろ。だったらモナも頑張らないと思って。この半年間、なんのアクションもなくて、お互いに意地張りまくって」と、半年間もの間、2人の問題について彼から歩み寄りがなかったことへの思いを泣きながら吐き出した。
「これから先の2人に自信がない」と悲観的な言葉を口にしたモナだが、希望を捨てたわけではない。その後には「今までのことをリセットできるかはわからない。またこういう状態になると思う。だけどそのたびに、ちゃんと伝えてほしい」と、共に乗り越えていきたい意思を表明。さらに「意地張らずに、アオイが好きになることをちゃんとしたいなって」と、変わりたい気持ちがあることを伝えた。
この言葉を受け、アオイが「寝るまでに自分のケアをしたり、次の日の準備とかしたい。それをしておかないと、気になっちゃってモナと向き合えないのよ」と理解を求めると、モナは「できることならサポートしたいって思ってる」と本心を明かしつつ、実際は「できていない」と反省を吐露。これを聞いたアオイが「嫌になることわざとしてたんやろ?」と指摘すると、どうやら図星だったようで、モナは「だって腹立つんだもん」と認めて笑った。
そしてこの後は、モナがアオイに返却した婚約指輪の話題に。モナは「当初はずっと毎日つけていたし、みんなに自慢してた」と幸せだった婚約当初を回想。そのうえで「アオイさんにもう一度、指輪をくれたときの気持ちに戻ってほしい」と願いを明かし、「モナも自分の悪いところがあるんだったら、それを素直に聞けるようになりたい。アオイの理想の人になれるならなりたいって思ってる」と変わる努力を誓った。
大喧嘩から無事に仲直りした、アオイとモナ。しかし、モナはまだアオイに伝えられていない思いがあることを明かしており、解決すべき課題はまだ残されているようだ。