イスラエル軍は、イスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点があるレバノン南部への地上侵攻で、初めて死者が出たと明らかにしました。一方、ヒズボラはイスラエル軍が死傷者の数を隠していると指摘しています。
レバノンへの地上侵攻を継続しているイスラエル軍は2日、レバノン南部の村でヒズボラの戦闘員との銃撃戦に参加した特殊部隊の隊員全員が死亡したと明らかにしました。ほかの戦闘と合わせて、これまでに兵士8人が死亡したとしています。
一方、ヒズボラは、2日にレバノン南部の2つの地域に侵入しようとしたイスラエル軍と戦闘を行ったと明らかにしました。そのうえで、「敵の死傷者は非常に多いが、彼らはそれを隠している」と指摘しています。(ANNニュース)