“だらし内閣”と揶揄も 石破総理の身だしなみに波紋 晴れ舞台で服がダラリ…公式画像には修正も
【映像】かっこよく修正された公式画像

 1日に発足した石破茂総理による新内閣。総理官邸のひな壇で記念撮影が行われたが、この時の服装の乱れが話題になっている。各ニュースランキングでも上位に入り、新総理の晴れ舞台にネット上でも「みっともなくて日本の未来が心配」「日本国の代表なんだから裾ぐらいちゃんとして」といった声が相次いだ。こうした中、『ABEMA Prime』では誰がどこまで身だしなみに気を配るべきか、意見が交わされた。

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 石破総理は自民党総裁選に5度目の挑戦でついに勝利し、念願の総理に就任。記念撮影でも最前列の中央に立ち、政治家人生における一つのハイライトとも言える瞬間だったが、ネット上では正装であるモーニングの着こなしについて、パンツの裾が余り、ヨレヨレになっているという声が飛んだ。

 Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』3代目バチェロレッテで、後に経済産業省に入省したハイキャリアを持つ武井亜樹氏は「ここに出ている方々の本職は、ずっと政治だった。私の周りにも理系の仕事ですごい頭が良くて能力も高いのに、仕事に集中しているから身だしなみが、あんまりよくない人もいる。それが当たり前で、全部が100%できる人はいないから、映っている人は悪くない。日本の官邸をちゃんと世界に対して『かっこいいんだ』と見せるようにブレーン、プロフェッショナルな人がやるべき」と、撮影された本人たちではなく、周囲のサポートが必要だったと一定の理解を示した。また脳科学者の茂木健一郎氏は「一方ではみんなルッキズムと言うのに、こういう写真はちゃんとした格好をしてほしいというのもある。価値観が多様だから、一つの見方に偏るのはよくない。また、石破さん自体がオタク。オタク内閣だが、これを見て『だらし内閣』と言う人もいる」と加えた。

 またファッションにこだわるEXITのりんたろー。は「身だしなみって割と簡単にできる印象操作。やった方がいい」と、少しの気配りで周囲にもいい印象を与えるものだからやるべきという意見が出ると、相方の兼近大樹からは「最近はマナー講師が批判されることもあるが、みんなこういうことは(批判を)言う。スタイリストをつけたら『税金を使って!』と言われる。見た目も大事だが、まずは政治をどうしてくれるのかを見なきゃいけない」とも語っていた。
(『ABEMA Prime』より)

【映像】石破内閣、顔触れ
【映像】石破内閣、顔触れ
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