4日の『酔うまで生テレビ』で“野党に足りないモノ”をテーマにトークを展開。識者らが自身の考えを述べた。
「私は本気で政権を取りにいく覚悟であります」と語ったのは立憲民主党新たな顔、野田佳彦代表。自民打倒を掲げ、そのために必要な野党連携にも前向きな姿勢だが、日本維新の会も国民民主党も消極的で、協議は進んでいない。
MCの橋下徹氏は「与野党が切磋琢磨しないと政治はよくならない。本当に野党はチャンス」とコメント。
「毎日新聞の世論調査がスマホ調査になって精度上げてきた。それでは与党と野党がほぼ50:50」と世論調査での結果を挙げて、「これをものにしない野党の政治家は、いろんなことを言ったとしても、いざ有事になったときに日本をちゃんと守れるだけのマネージ(対処)ができるのか」と続けると「『維新だ立憲だ』みたいなことを言っていては、(勝利)できないよ」と続けた。
元衆議院議員の菅野志桜里氏は「国よりも政党が大事で、議席が大事なのかな」としつつ「『基本的に議席は手放すもの』という仕組みを埋め込む必要があると思う。それをやらないと変わらない」と主張した。
政治ジャーナリストの岩田明子氏も「この期に及んで、大チャンスのときに候補者を立てまくり、どうやって選挙協力をやって、どういうことをやっていくのかを示せない時点で『何やっているんですか』と思う」と厳しく評価すると「『100近く競合する』と言っているだけで、全然まとまりがない。これはやっぱり『反省力』で、過去もこの繰り返しだったから、今度こそ連携をして候補者を一本化しないと駄目だ」と訴えた。
(『酔うまで生テレビ』より)