ガザ紛争1年 情勢は悪化の一途…レバノン空爆激化 ガザ“地上作戦”再開

■ガザ紛争1年 飛び火する戦闘

今月7日でイスラエルとハマスの紛争が始まって1年。情勢は好転するどころか、悪化の一途をたどっています。

7日を目前に、イスラエル軍はレバノンへの攻勢をいっそう強めていました。ベイルート近郊には、わずか3時間で30回以上の空爆。地上侵攻も日に日に本格化し、地下トンネルの一部を制圧したという、戦果のアピールも始まりました。

イスラエル軍
「このような拠点から、我々の軍や国境付近の村が攻撃されてきたのです」

この2週間で、レバノンにおける死者は1400人以上といわれています。対するヒズボラも反撃の手は緩めておらず、双方の犠牲者が今後も増えていく流れは変わりそうにありません。

北の紛争が激化するなかで、南の紛争も終わる気配は見えません。イスラエル軍は再び、ガザ地区で地上作戦を開始し、北部の街を包囲しているといいます。

ハマスが再建の動きを見せているからとの理由ですが、またもガザの人々が住む場所を追われることになります。

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