『探偵！ナイトスクープ』（テレビ朝日系）が10月4日に放送され、ある女性タレントの“依頼”を追うこととなった。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「私を新探偵にして」は、東京都の女性タレント（42）から寄せられた次のような依頼だ。
『昔から「探偵！ナイトスクープ」が大好きで、見させてもらっています。先日の放送で、ゆりやんさんがナイトスクープを卒業されたと知りました。新探偵の募集をされているのならエントリーしたいのですが、ABCテレビさんにツテがないので依頼フォームから応募させていただきました。よろしくお願いします』
依頼者の名前は、田中志保。カベポスターの永見大吾探偵が接触すると、最近独立して個人事務所を立ち上げたところで、「記念すべき一発目なので」と採用を涙ながらに訴える。しかし、新探偵は募集してないことを伝えると、優しかった様子が一変。「腕試しさせてほしい」と訴えるため、別の依頼を探して探偵ぶりを見せてもらうことに。
福岡県の女性からの、「会社倉庫のシャッターが3カ月前から開きません。開けてもらえますか？」という依頼。その現場に現れたのは、なんと人気タレントのキンタロー。だった。アンジェリーナ・ジョリーに扮した格好で登場し、「トゥームレイダー！」と夜の街に声を響かせる。
シャッターはなかなか開かず、専門家の意見を聞くことになったが、キンタロー。は「私の手柄にしてちょうだいよ！」と主張。結局、依頼は力技で解決することができたが、その後も「北京オリンピックにいた天才トランペット少年」で次の調査をアピールする。
続いての依頼は、カップルの彼女からの「私には人を噛みたくなるクセがあります。彼氏の顔や体を思い切り噛むことで欲求は満たされていたのですが、あまりにも痛いため噛ませてもらえなくなりました。この衝動が抑えられないので、本気で噛ませてくれる方を紹介してもらえないでしょうか」というもの。
「ドッスン」に扮して登場したキンタロー。はその被験者となり、足や腕を噛まれ絶叫するが、最終的には「彼女も噛まれてもらう」ことで依頼は解決。そして、最後はなぜか武藤締めで、永見探偵も手を焼く彼女の“探偵ぶり”だった。
スタジオでVTRを見届けた石田靖局長代理は「めちゃめちゃおもろかったけど、番組のテイスト的に『相席食堂』のほうがええんちゃうか（笑）」と思わずコメント。氷見は「キンタロー。さんも本気なんです」とフォローを入れつつ、「キンタロー。さんいわく、『探偵の皆さんは素の自分で勝負しているから、自分もそうなりたい』と話されていたんですけど、最後まで素の自分で勝負せず帰っていきました」とツッコミを入れていた。
