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【映像】「本当に能力が高い」女子大生のプレゼン&受け答え

 企業が入社してほしい学生に内定交渉オファーを出し、学生が企業を選ぶ“逆転型就職活動”を実現するABEMAキャリアドラフト』。9月27日の放送回に出演した学生が、アルバイト先の居酒屋で売上向上に取り組んだ経験を中心にプレゼンテーションを行い、35社を超える企業からのシルバーオファーを獲得した。

【映像】「本当に能力が高い」女子大生のプレゼン&受け答え

 同番組は、事前面接を勝ち抜いた12人の学生が、ステージ上で2分間の自己PRを行い、服装や持ち物など全て自由なプレゼン空間で「自分」を売り込む。その後、面接官による10分間の質問タイム、1分のジャッジメントタイムを経て、100を超える企業の人事担当者が3つの判断を実施。選択肢は「オファーなし」、会社に来てほしい意思を示す「シルバーオファー」、初年度年収を500万円以上出しても交渉したい意思を示す「ゴールドオファー」(1社1回のみ)だ。

 京都産業大学の村下瞳さんは、居酒屋のアルバイトで売上向上に取り組んだ経験をプレゼンテーションした。主力商品である野菜巻きの売上向上のため、実物写真の掲載、「おまかせ盛り」メニューの作成、SNSの活用という3つの施策を提案・実行。その結果、1年で売上を1.5倍に伸ばし、Google評価を3.9から4.7に引き上げることに成功した。

■前田裕二氏「本当に能力が高い」

福岡みなみ(タレント):今お聞きした施策ってけっこう当たり前で、東京の居酒屋だとやっているところも多いじゃないですか。でも、「他の店がやってるから、うちもやろう」って言える人って重要かなと。(村下さんは)能力が高いと思ったんですけど、アルバイト以外で大学時代に楽しかったことはありますか?

村下:半年ほどアメリカ留学に行き、たくさんの文化に触れることができました。幼い頃から海外に行くのが憧れだったので、とても有意義な時間を過ごせました。

前田裕二(SHOWROOM社長):「シェフのおまかせ」っていうネーミングはご自身が考えたんですか?

村下:はい。野菜巻きはその日の状況で1本ずつ売っていて、トマトが好きなお客さんが5本頼んで在庫が急になくなるとか、ばらつきが日によって全然違くて。それをどうにかできないかなと、内容を決めるのではなく「シェフのおまかせ」とすることで、ロスをなくすように考えました。

前田:「シェフの〜」とつけることで、店側の都合もありながら「お客様にとっても価値がありますよ」と、頼んでもらいやすい工夫がされていて素晴らしいなと。あと、Google評価のボリュームが増えるのはわかるんですけど、質まで上がっているのは何か別の施策をしたんですか?

村下:ポップを作成し、メニューに挟みました。「悪い」と思ったお客様は店を出られてから口コミを書くと思うんですけど、「よかった。アイスももらえるんや」となればお店の中で書いていただけるので。そこで高評価を得られたのがとても大きいと思っています。

笠井信輔(元フジテレビアナウンサー):印象と違って、「けっこう言うね」「鋭いことやるね」「ギャップがある」とか言われたりします?

村下:「鋭い」とは言われたことがあります。

笠井:行動力が影に隠れているので、それがおもしろくて魅力的だと思うんですけれども。アルバイトリーダーにもなって、どういう力を発揮してどうまとめていったんですか?

村下:高校生の時に応援団の副団長をやったことがありまして。団長のサポートはもちろん、30人ほどの幹部をまとめる役を担うことになり、その際に力がついたと思っています。アルバイトも後輩と年上の方がいるので、協調性・調和をとろうというのがうまくできました。


 最終的に、村下さんは35社のシルバーオファーを獲得。前田氏は「本当に能力が高い」と評価し、オファーを出した企業について「デジタルやSNSに強い人材を求めている企業が多い中で、具体的なイメージを持って評価したのではないか」とコメントした。

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