大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇役を演じる塩野瑛久が『徹子の部屋』に出演。中学卒業後に実家のクレープ屋で働いた経験を持ち、丸くキレイに焼くコツを黒柳に伝授した。
10月11日(木)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。俳優の塩野瑛久(29)が出演した。塩野は異色の経歴の持ち主。中学卒業後に実家のクレープ屋で働いていたが、JUNONスーパーボーイコンテストで審査員特別賞を受賞。17歳で俳優デビューした。大河ドラマ『光る君へ』では一条天皇役を好演。雅な佇まいで存在感を示した。
実家は創業40年以上のクレープ屋で、塩野は中学卒業後進学せず実家で働くように。クレープを焼く時のコツは「力まないこと」。丸くキレイに焼けるよう1年ほど練習したので今でも「体が覚えている」と語り、所属事務所のイベントでクレープを作る写真を公開。現場への差し入れでは鉄板を持ち込み自らクレープを振る舞ったこともあるそう。
クレープ屋で働く塩野を見たお客さんが塩野の母に「息子さんコンテストに応募してみたらどう?」と声をかけ、母親から「応募してみない?」と言われたのが芸能界入りのきっかけ。塩野は「途中で落ちたら恥ずかしいから嫌だと言っていたんですけど、周りの友達に言わなければいいかなと思って応募した」と振り返った。
「自分の中で、はっきりした夢はずっともっていなかった」という塩野だが、俳優の道に進むと「これは自分がやりたい仕事かもしれない」という気持ちが芽生えたそう。「まだまだ全然、途中なんですけどね」とはにかみ、さらなる成長を誓った。