アメリカのオバマ元大統領は大統領選挙の激戦州での遊説を開始し、ハリス氏を支持するよう呼びかけました。選挙まで1カ月を切り、ハリス陣営は総動員でラストスパートをかけています。
「良いニュースは、ハリス氏が大統領の任務を遂行する準備ができているということだ。
彼女は、声を上げ、助けを必要とする人々のために戦うことに人生を捧げてきたリーダーだ」(オバマ元大統領)
オバマ元大統領は東部ペンシルベニア州の大学での演説で、トランプ政権時代を「傲慢で無能で威勢だけはいい分断した4年間」だと振り返り、「これ以上同じことを続ける必要はない」と訴えました。
オバマ氏が演説したペンシルベニア州は、来月に迫った大統領選挙で大接戦が見込まれる激戦州のひとつです。いまだ民主党内で根強い人気を誇るオバマ氏は今回を皮切りに激戦州での遊説を重ね、ハリス氏の勝利に向けて若者や黒人層などの支持拡大を狙います。
CNNによりますと、クリントン元大統領も今週末から激戦州を回り、ハリス氏が苦戦する農村部の有権者らを中心に支持を呼びかける予定だということです。(ANNニュース)