マツコ・デラックスと有吉弘行が、過剰な接客サービスがなくならない原因を作る人物像に対し苦言を呈する一幕があった。
10月11日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日)では、視聴者から寄せられた「買い物した後、店員さんがお店の外まで荷物を持ってくれたり、美容室で上着を着せてくれたりなど、そこまでしなくてもいいサービスはなぜ無くならないのでしょう」という素朴な疑問が紹介された。
これを受け、有吉は「『そうしなきゃいけない』という、うるさい奴がいるんだよ」と私見を述べると、マツコも「切り込み隊長が言ってくれたから、遠慮なしで言わせていただくと、“何だこの店は、見送りもしねぇのか、こんな高いもん買ってんのに”って言う奴がいるんだよね」と同調した。
お店を出た後、姿が見えなくなるまでお礼をしている店員もいるが、マツコが「普通は“やめて”ってなるけど、(ならない奴が)100人に1人いるの」と持論を展開すると、有吉も「いるんだよね。それがまた常連だったりする」と話し、マツコは「すごい金額を落としたりしてるんだよね」と述べた。
有吉は東京・表参道を歩いていると、車のトランクまで荷物を運ばせて、首の動きだけで店員に指示を出している人を見かけたことがあるそうだ。有吉は「こういう奴がいるからなんだろうな」と嘆き、さらに「しかもこんなマッチョで。何のための筋肉だっていうね!」と毒づいた。
マツコもそういう人を見かけたことがあるそうで「何でああいう人は同じ仕上がりになるんだろう」と揃って筋肉質、さらにブランド物で固めたファッションになっていくことに疑問を呈すと、有吉は「この不動産会社、みんな同じだなっていうのがあるよね」と経験談を述べていた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)