男子で最も重い102kg超級に出場したパリ五輪のウエイトリフティング⽇本代表・村上英士朗選手が妻と『新婚さんいらっしゃい！』に登場した。
13日の『新婚さんいらっしゃい！』では体重140kgもの巨体の村上選手が、愛する妻（里佳子さん）とともに登場、冒頭では夫婦2人で暮らす東京の自宅の様子が映された。しかし冷蔵庫は意外や意外、1人暮らしサイズ。それには理由があり「買ってきてすぐ全部捌いて、その時間に全部食べる」とのこと。また外食も多いようで、食費は1日1万円、月30万円という驚きの金額だ。またベッドもクィーンサイズではあるものの2人で寝ると窮屈だと明かし、その小競り合いの様子も公開されていた。
家庭では少々押され気味のオリンピアン夫だが、それもそのはず。2人の恋物語では、完全に妻が主導権を握っていたよう。2018年から全日本選手権3連覇を果たし、2019年IWFワールドカップ優勝した夫、村上選手。バーベルを肩まで持ち上げ、次に頭上に差し上げる「クリーン＆ジャーク」では、235kgという日本記録を保持している。
そんな強い男がベタ惚れする妻も、実は元重量挙げの選手。大学4年次の2017年には全手本選手権で優勝を果たすなど、学生時代には10度も日本一に輝いている。番組では、その現役当時の映像が紹介された。
出会いは富山県にある高校のウエイトリフティング部。中学3年生の妻が体験入部に行ったとき、補助員だったのが1歳年上の夫だった。そこで妻が、未経験ながらなんと100kgものバーベルを…。 「才能あるから絶対やったほうがいい」と勧誘する夫。それは事実だったものの、かわいいのに強い妻にギャップ萌えし、ほぼ一目惚れだったと振り返る。
その後、妻は入部したものの、とくに恋愛感情もわかないまま。一方の夫は、部活後のストレッチで妻とペアに。恋愛に発展するのは、夫が高3年生のとき。2人で全国大会に行った際、一緒にファストフード店へ入ったことで…そして夫が東京の大学に進学すると、2人は遠距離恋愛に。そんな当時の映像を入手。将来を有望視されていた夫に密着取材したものだったが、紹介された部屋には至るところに妻の写真が…。
さらには「かわいい彼女の写真を残しておきたいから」とカメラを購入し、業者に頼んで写真集まで自作。 MC藤井も「こんなに愛情って表現していいの？」と驚くその内容も大公開。
やがて東京で同棲をスタート。結婚を決めたのは、昨年のオリンピック選考大会中だった。きっかけになったのは、厳しい状況で夫がネガティブになっているなか、ポジティブな妻が放った一言だったそうで…。さらに、夫をグイグイ引っ張る妻が実現させた「理想のプロポーズ」はまさに前代未聞。東京タワーが見えるレストランでプロポーズされることを夢見た妻は、なんと自らレストランに電話して予約、「プロポーズされるんですけど…」など段取りを進めていったと明かしていた。
新婚生活について、「いっぱい食べて笑顔になる彼女の姿を見るのが幸せ」だと夫。外食する機会も多いという。そんな幸せあふれる焼肉デートに密着したところ、とんでもない速さで食べる2人の姿が。「戦争なんで」というコメントが飛び出すほど、無我夢中で食べる2人。たったの27分で完食していた。
