16日の日経平均株価は、15日の終値に比べて一時800円以上値下がりしました。
15日にオランダの半導体装置大手のASMLが発表した決算をうけて、今後の半導体関連の業績見通しについて世界的に不透明感が広がりました。
その流れを受けて、アメリカ市場も主要な株価指数が下落し、日経平均も取引開始直後から大きく値を下げています。下げ幅は一時800円を超え、節目の3万9000円台を割り込む直前まで下落しました。
大和証券の林健太郎シニアストラテジストは3万9000円を維持できるかがポイントだとしたうえで、「来週に控えた日本企業の決算を前に、しばらくは欧米の決算の結果に左右される」と分析しています。(ANNニュース)