10月中旬に見頃を迎える紫金山・アトラス彗星で盛り上がっているが、12日の空には“動物園の人気者”が現れていた。
「完璧なパンダです!すばらしい!この一瞬を見逃さないでください!」(明石市立天文科学館の井上毅館長)
水平線に沈む夕日が鉄塔のアンテナに重なり、パンダの顔のように見える"夕焼けパンダ"。この画像を明石市立天文科学館の公式Xが投稿したところ、6万以上の“いいね”がつく大反響となった。時期的に「ハロウィンのかぼちゃに見えた」という人も多く、盛り上がりを見せていた。
これは、3月1日と10月12日の年に2回だけ現れる“パンダ”とのこと。さらに、天文科学館から西の方向に雲が1つもない時にしか見られないため、この11年間で完璧なパンダになったのは今回を合わせて4回だけだという。
条件が揃っても40秒くらいしか見られない貴重な光景に、井上館長も「夢のような時間だった」と興奮気味に話していた。(『ABEMA Morning』より)