生命保険最大手の日本生命は、2025年4月に入社する新卒社員の初任給を3万5000円引き上げる方向で調整しています。
日本生命が初任給を引き上げれば2年連続で、2024年4月に入社した社員より、3万5000円高い27万6000円となります。
2023年4月と比べると初任給は6万5000円上昇していて、人材獲得の競争が激しくなるなか優秀な人材を確保する狙いがあります。また現在、総合職、エリア総合職、エリア業務職の3つに分かれている内勤職員を、新設する「総合基幹職」に統合する方針です。
本人の意欲や能力に応じて積極的に登用することで、多様なキャリアの選択肢を設定する狙いがあります。また社員の転勤を支援するため、距離に応じて最大50万円の一時金を支給する方針です。いずれも労働組合との協議を経て正式に決まる見通しです。（ANNニュース）
