北朝鮮が、韓国とつながる道路と鉄道を爆破したことについて、北朝鮮メディアが初めて報道しました。憲法が求める措置で道を「完全に閉鎖した」としています。
朝鮮中央通信は、軍の参謀本部が15日、韓国につながる道路と鉄道を爆破によって「物理的に完全に断ち切る措置を講じた」と報じました。境界地域を「要塞化」する措置は「引き続き講じられる」としています。
また今回の爆破は、韓国を「徹底的な敵対国家」として規定した憲法が求める措置だとしていて、憲法を改正し統一方針を削除した可能性を示唆しています。
北朝鮮は、10月に開いた最高人民会議で憲法を改正したことを明らかにしましたが、韓国との関係に関する修正をしたかどうか言及していません。(ANNニュース)