『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が10月18日に放送され、強靭な三半規管を持つ(?)小学1年生の女児と間寛平探偵が対峙した。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「コーヒーカップに乗り続ける娘」は、兵庫県の男性(46)から寄せられた次のような依頼だ。
『小学1年生の娘(6)のことで依頼です。いつもアグレッシブで体を動かしたりするのが好きな子なのですが、1つ困ったことがあります。それは、遊園地にあるコーヒーカップです。娘はそれを何回も何回も何回も乗ります。40歳オーバーの私はそれだけが恐怖で、なるべく遊園地を避けています。三半規管が優れているのか、壊れているのか…釣りに行った時も高波でみんながゲロゲロ吐いている中、1人でキャッキャと楽しんでいました。そこで、たまに私も手伝いますので、どうか娘が満足するまでコーヒーカップに付き合ってもらえないでしょうか?』
調査に向かったのは、コーヒーカップ未体験の間探偵。「グルグル回ったぐらいで酔うの?なんぼでも付き合うよ」と余裕しゃくしゃくで、娘にも「『もういいです』って言うまで乗ろか」と約束する。
姫路セントラルパークへ向かい、まずは依頼者である父親が同乗。コーヒーカップは1回が約3分。娘はカップを回し続け、父親は「アカン…」と3回目でダウンしてしまう。
次に満を持して間探偵が同乗。最初は音楽に合わせて歌う余裕があったが、終わる頃には「吐きそう」と暗雲が立ち込める。さらに回転数を増した2回目は、「まだ…?」と連呼し、終われば袋を要求して嗚咽する始末。その代わりに入ったスタッフも2回目にはダウンし、膝をついて頭を抱えてしまった。
そこで、間寛平は過去の企画「股間に氷水をかけると船酔いが治る!?」を実践。氷水を注いでもらった間探偵は笑い出し、「治ってきた。コーヒーカップ持って来い!行ったろうやないかい」と再戦へ。最後は父親とスタッフも含めた4人で、この日一番の回転数。娘以外は無言になるという完敗だった。
ちなみに、娘がコーヒーカップに乗った回数は計14回。間探偵は「ロケ何百回と行ったけど、これが一番つらかった」と振り返っていた。