ラグビー選手のアオイ(27)が、婚約者でモデルのモナ(30)と言い合いになり、最終的には突き放す展開に。仕事に関する相談をしたときのアオイの受け答えに、モナが不満を並べたことがきっかけだった。
10月24日、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第6話が放送された。
本作は、なかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組。スタジオではヒコロヒーがMCを務めるほか、さや香・新山がレギュラー出演する。
婚約後に同棲したことで関係がギクシャクし始め、入籍しないまま1年以上が経過してしまったアオイとモナ。さらに2人はセックスレス状態で、この旅ではその点をモナに指摘され続けてきたアオイ。“決断の旅”5日目、2人はギリシャ・サントリーニ島で1番の夕日スポットと称されるイアを訪れ、美しいサンセットを堪能。その後は、イアの中心地にあるレストランで伝統料理を味わいながら、話し合いを行った。
そのなかでアオイは、モナが仕事にエネルギーを注ぎすぎてしまう問題に言及。「もちろん仕事頑張ってるモナも素敵」と称賛しながらも、バランスをとって欲しいとお願いした。しかしモナは「目の前にいる人を全力で幸せにしたい」という想いから、全力で仕事に取り組んでいるのだと主張し、そのような自分が「好き」とも発言。さらに、仕事への取り組み方に、アオイが意見を述べることに対し、「けっこう自分のゾーンにズカズカ入ってきてモノを言っている状態」とダメ出しした。
アオイは「モナに目標を達成して欲しい」と願っているからこそ、アドバイスをするのだと主張。しかしモナは、日頃からアオイのアドバイスを快く思っていなかったようだ。モナとしては「アオイさんに甘えて、落ちている気持ちを上げてもらおうぐらいの感覚」で話をしているのであり、決してアドバイスを求めているわけではない。望んでいるのは「頑張っているね」の一言なのだ。
その後もモナは「そもそもそれ違くない?って、中身を知らないアオイさんに言われても、響きもせぇへんし逆に腹立つ」「ごめんな、言い方悪いかもしれんけど、求めてないアオイの意見がきて、それも本に書いてあるようなことをアドバイスしてきて」などと、溜まっていたうっぷんを、ストレートにぶつけた。一方、アオイは「俺は相談されたらそういうもんやと思っていた。俺はただ聞いて欲しくて相談とかせぇへんもん」と自身の考えを語り、「頑張ってるね」と言うだけで本当に良いのか、何度も確認した。「頑張ってたね、これだけで癒しになってるの?」という質問に、モナが「なる」と答えると、アオイは「じゃあそれやったらOK。こうしたらいいんじゃない?って俺なりの意見があるけど、じゃあ言わんようにするわ」と突き放すように言い、ワイングラスに口をつけた。
このアオイの言葉を聞き、モナは「言いたかったら言っていいねんけど」と頑なだった態度を少し和らげたが、アオイは「いやいやいや、言わんでいい」と断固拒否。続けて「それでモナがやる気なくなっちゃうんやったら、言わないほうがいいやん。モナは自分なりに頑張ってるからさ。だから無理にもう言わへんから。お互いで頑張ったらええさ」と語った。
「今後は意見を言わないようにする」というアオイの発言を受け、スタジオのヒコロヒーは「これちょっと冷めたね。冷めてるね」と、心配そうにコメント。新山も「アオイくんがこうやって冷めるのも初かもしれないですね」と同調した。その後、ゲスト出演した北原里英が「こうやってすれ違いって起きるんだな」としみじみ語ると、新山は「アンジャッシュさんでしたよね」と、2人のすれ違い方をお笑いコンビ・アンジャッシュのコントに例え、笑いを誘っていた。