ボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』第5話にて「J-POPミッション」が開始し、DXMONがBE:FIRST楽曲のカバーを見事に披露した。
『Re:Born』は、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』『SHOW ME THE MONEY』を手がけた日韓トップクラスの制作陣が集結し、K-POPボーイズグループ12組が日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げる番組。AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E'LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIACが参加し、AIMERS、DKB、DXMON、EASTSHINE、E'LASTの5組が2次競演に駒を進めている。番組のMCは“アジアのプリンス”ことチャン・グンソクが務める。
「本番まで死ぬ気で合わせないと」厳しい評価
2次競演は「J-POPミッション」。DXMONは選曲の際、YOASOBI「アイドル」とBE:FIRST「Masterplan」で悩んでいたが、「Masterplan」をパフォーマンスすることに決まった。ヒョジン・チョイは「Masterplan」について「テクニックを見せるタイミングも少なく、振付も最初から最後までなだらかなので、難しい曲だ」と予告する。またライバルたちも「原曲ほどのインパクトがないと難しいかもしれない」と口々に語る。
本番7日前のある日。練習に励むDXMONのもとを、審査員のヒョジン・チョイとシン・ユミが中間チェックに訪れる。振付をしっかりと自分の中に落とし込み、迫力あるダンスを見せる5人だが、審査員2人の表情は険しい。ヒョジン・チョイは「あまりインパクトがないですね」と指摘。「1次競演のときとは違い、ダンスの強弱をもっと正確に表現しなければいけないんですよ」「今日から本番まで死ぬ気で合わせないとダメだと思います」とアドバイスし、さらに5人の視線がバラバラであると告げる。
シン・ユミは、日本語の発音について言及。「他の言語に比べて、日本語は発音がはきはきしていますよね。この曲はリズムに乗るのが大事なんです。最初HEEが出てきたとき、歌とリズムが少しずつずれていました。体と口が別々になっている感じ?」と指南し、ラップパートのアクセントの付け方についても細かく指導した。
メンバー5人は、本番まであと1週間という限られた時間で多くのフィードバックを受けて呆然。「自分が主人公だと思って、歌詞をしっかり理解して表現するのが大事だ」と表情についても話し合い、日本人メンバーのセイタが細かく発音やイントネーションをチェックしていった。
ジャケットにネクタイという学生服風の衣装で揃えて本番のステージに上がったDXMON。中間チェックの頃から見違えるように、ディテールまで揃えたダンスを見せ、細かく楽曲を理解して表現していく。ラップパートでも高速の日本語の歌詞を畳み掛け、終盤に向けてギアをどんどん上げていき、迫力のパフォーマンスを展開した。
ミスもなく、ライバルたちから拍手を送られるDXMONだが、E'LASTのベッキョルは「冷静に見ると、原曲よりは劣っている気がする」と感想をコメント。ヒョジン・チョイは「中間チェックの時はすごく心配しましたが、私が補完してほしかった部分を全部直してきましたね」と称えた。そしてゲスト審査員のニコル(KARA)は「パフォーマンスの初めから、本当に頑張って練習したんだと思いました。1人ひとりがインパクトを残していて、いいステージだったと思います」と称賛していた。
(『Re:Born』/ABEMA K-POPチャンネル)