発熱や乾いた咳が続くなどの症状が出るマイコプラズマ肺炎の東京都の患者報告数が、過去最多を更新しました。
東京都感染症情報センターによりますと、14~20日までの1週間で、マイコプラズマ肺炎の患者報告数が1医療機関あたり「3.84人」となり、前の週の「2.80人」から約37%増加しました。
1999年の統計開始以来、過去最多となった9月下旬の「2.96人」から2週連続で報告数がわずかに減少していましたが、24日の発表で過去最多を更新しました。
都によりますと、マイコプラズマ肺炎は発熱や倦怠感の後に咳が長引き、重症化した場合には脳炎などの合併症がみられるということです。(ANNニュース)