いよいよ来年の福袋商戦がスタート。今年は物価高に対抗するお得な商品が続々登場です。あなたは福袋を買う派?買わない派?
■物価高対策セットも…福袋商戦スタート
今年も残すところ、あと2カ月あまりになったということです。
来年の福袋、豪華クルーズ船の旅から干支にちなんだヘビの飼育体験、はたまた「昭和100年」にちなんだレトロ企画。
さらには、物価高に対応する家計応援型の商品まで、各百貨店のラインナップが発表されました。
たとえば松屋では…
担当者
「お客様のことだけを考えて作られた福袋」
考案したスタッフによるテンション高めのプレゼンです。
担当者
「食品モリモリ、福袋!」
総重量10キロ、14種類、8000円相当の食品セットが半額以下の3240円。
担当者
「福袋で生活を応援しようと」
そんな福袋。人々は…
本田紗衣記者
「今ひとつめの福袋に手がかかりました。争奪戦がスタートです!皆さん押し合いへし合い、すごい真剣な表情で福袋をゲットしています」
コロナ禍前夜でも…
本田記者
「ものすごい争奪戦です。福袋が飛ぶように売れていきます」
バブルが弾けた90年代でも、バブルが始まる前も、我先にと目指しました。
袋の中が気になる人も「中身が分からない」、それが福袋でした。
■2025年福袋 あなたはどうする?
40代
「毎年、何かしら買ってます」
親子(50代・30代)
「買う時、開ける時はワクワクしますよね、開けるまでは」
80代
「夫の時計が」
夫が福袋で手に入れた時計は、今でも使っているといいます。
80代
「今(夫が)92歳ですけどまだ使ってますよ。もう10年以上」
一方…
30代
「自分が欲しいものと色などが違うと、いらないかなとなっちゃう」
80代
「(Q.福袋買う?それとも買わない?)買いません。欲しいものがそんなに入っているわけじゃないし」
こうした傾向は、百貨店側も把握しているようです。
東武百貨店 販売推進部 青木拓馬さん
「これまでと違う福袋は、お客様に選んでもらうことを意識」
福袋は中身が分かる、さらには体験型にシフトしています。たとえば…
澤田瑞帆記者
「来年の干支は巳年ということで、動物園で飼育員のお仕事体験ができる福袋が初めて発売されます」
料金は5000円。
また、来年が「昭和100年」にあたるということで、自分が昭和アイドルになりきってマルベル堂で撮影してもらえる体験企画も。
写真集やアクリルスタンドなどもついて、2025円です。
体験型といえば…
高島屋では、7泊8日のクルーズ旅行を405万円で、
チャーターヘリで行く佐渡島プライベート旅行を300万円で、それぞれ福袋として売り出します。
パリオリンピックで注目されたブレイキンの体験レッスンも福袋化されました。