廃墟のようなツタの塊……環状通り沿いの謎の建物の正体に『ななにー』が迫り、出演者から驚きの声が上がった。
ABEMAにて10月27日に放送された『ななにー 地下ABEMA』#47では、「街で見かける謎を解明!コレって何?を調べてみた」と題した企画が展開。街中で見かける“ちょっと気になる謎”に迫っていった。
番組では「環七沿いに残された廃墟のような家」を調査した。東京・世田谷区三軒茶屋の交差点……国道246号線を1kmほど下り、環状7号線を右折し、進むことおよそ1.5km。東急世田谷線・若林駅を超えた左側に見えるのが、ツタの塊のような建物だ。看板らしきものがあるが、もはや判別不能。
マンションが立ち並ぶ大通り沿いにある廃墟のような家。よく見ると、ツタをくぐった先にも看板がある。そこには「営業時間19:00〜24:00」「おすすめ あんかけ固やきそば 鳥もも(骨付き)」などと書いており、右下には「居酒屋 かどっこ」とある。ネットで調べてみると、公式サイトを発見できたが、電話は「不通」のアナウンスが流れた。
看板を信じ19時になり訪れると、建物の中に光が灯っていた。許可をいただき中に入ると、カウンターの奥に店主の西野博和さんが立っていた。やはり居酒屋のようだ。
ツタまみれのお店にお客さんは来ているのだろうか? 西野さんは「今週はゼロですね。(取材日は木曜だが)日曜からずっとゼロ」と明かした。コロナ禍で客足が途絶えて以降、お客さんが戻ってこないそうだ。建物自体は「50年以上は経ってると思う」そうで、店は開店して「30年」とのこと。元々、西野さんは英会話学校で事務職に従事していたが、脱サラし、知人から譲り受けたという。
一番気になる疑問は「なぜここまでツタだらけなのか?」ということ。西野さんが「ツタの植木鉢、3鉢だけぶら下げたんです。それが今、こういう状態」と明かすと、スタジオは騒然。「嘘でしょう…?」「自然に成長したんだ」と驚いていた。そんな中、この情報に草なぎはテンションが上がったようで「まじかよ。スゲーな!」と爆笑していた。
VTRが終わっても草なぎは「超面白い」「スゴいね、(ツタの植木鉢の)生命力がね」と興味津々の様子。植物好きの稲垣吾郎も「(あんな風に)なるんだなと思って」と驚いていた。なお、西野さんはシャンソン歌手をやっているそうで、お店に行って運が良ければ歌を聴くことができるそうだ。最後まで草なぎは「この番組を機に流行るんじゃないですか?」と「居酒屋 かどっこ」にポジティブな反応をしていた。