東京・恵比寿という一等地にある謎の巨大施設に草なぎ剛も興味津々。その内部を見て「これは知らなかった!」と驚く一幕があった。
ABEMAにて10月27日に放送された『ななにー 地下ABEMA』#47では、「街で見かける謎を解明!コレって何?を調べてみた」と題した企画が展開。街中で見かける“ちょっと気になる謎”に迫っていった。
番組では「恵比寿の街にある謎の巨大施設」を調査した。恵比寿駅のすぐ近くにある長さ300メートル以上はあろうかという巨大施設で、施設の周りをグルッと回ってみると、正門らしきものを発見した。
看板には「艦艇装備研究所」と書かれてある。なんとここは防衛省の施設だった。電話で取材を依頼すると、まさかの「OK」が出た。後日、施設を訪れると防衛技官の日田吉信さんが対応してくれた。
スタッフが「どういった施設なのでしょうか?」と聞くと、日田さんは「護衛艦や潜水艦など、自衛隊が使用する主に船舶の研究を行っています」と答えた。
気になっていた長さ360メートルの建物の中に入ってみると、そこには超巨大な水槽が。深さ7メートル・幅12.5メートル・全長247メートルというスペックを誇り、この映像・情報を受け、草なぎは「半端じゃないね」と反応した。
日本の海上自衛隊には多くの船があるが、実はその全てがこの施設で研究され作られたもの。この巨大水槽では模型での試験が行われているそうで、2万トンの水を張り、さまざまな形の船体模型を走らせて実験しているという。
この施設は昭和5年から恵比寿にあるそうで、実に90年以上前からここで研究が行われてきたのだ。日田さんは「戦艦大和もここで研究が行われたという記録があります」と明かした。VTRが終わると、草なぎは「これは知らなかった!船なんて思い浮かばないもんね」と好奇心が刺激されたようだった。
稲垣吾郎が「なんでここが選ばれたんだろうね。海からも遠いしね」と疑問を投げかけると、進行役のキャイ〜ン天野ひろゆきは「実はあの場所は1878年〜1928年まで目黒火薬製造所があったそうで、当時は周りが田んぼだったんですが、だんだん人が増えてきて、火薬は危険ということで地方に移転し、このような施設が(できた)」と経緯を明かした。