1997年イタリア生まれ、白金育ち、幼稚舎から慶応。 世間のAmaterasに対する印象はそうだろう。
しかし、近年の彼は、彼が親しんできた映画や芸術、文学に裏打ちされた独自のユーモアを活かし、楽曲やMCバトルで爪痕を残している。
ハハノシキュウとのユニット「マザーテラス」としては2020年にフルアルバムをリリースしているが、ソロとしては約6年ぶりのまとまった作品として”EP-Amateras”を今秋リリースする。
2024年、27歳となったAmaterasは自らと向き合い、音楽に本気で向き合うことを決め、EPの制作を始めた。 2023年の春にもEPの制作を考えたが、計画はとん挫した。
だが、本作制作時の彼のモチベーションは周囲を驚かせるほど、高いものだった。 “EP-Amateras”は全6曲からなり、ストックや過去発表曲は一切収録せず、すべて書き下ろしとなっている。
彼をイロモノにカテゴライズする人もいるが、表現者として”ありきたりな表現をしない”という意味では間違っていない。彼に対する偏った固定観念を取り払い、今作を聴いてほしい。
彼は自らアピールすることはしないが、海外のHIP HOPを含めた音楽の造詣が深い。 本作は音楽的にも充実した内容になっている。
EPの楽曲制作は、マザーテラスの活動でハハノシキュウを通じて親交が始まったKUVIZMが全工程をバックアップした。 EPリリースに先行し、「右利きのBenz(利き手)」のMVが公開となっている。
【作品情報】
タイトル:EP-Amateras
アーティスト:Amateras
発売日:2024年11月22日(金)
ジャンル:HIP HOP / RAP
トラックリスト:
1. 右利きのBenz(利き手)
2. やるならアマしかねぇ(NOW)
3. アマテですよ、どうも(Hi)
4. アマテナイト(Night)
5. アマテラブ(♡)
6. アマテラスですけど(昭恵)
1.2.3.5 prod. by KUVIZM
4.6 prod. by KUVIZM & Canno
<配信先> Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、AWA、YouTube Musicほか主要配信サービス