「ミスヤングマガジン」に輝いた橋本環奈似の美貌を誇る、現役女子高生でモデル・グラビアアイドル・女優のあんころ（山本杏）が、最終告白に臨むも切ない結末に。恋をしているフリをした“オオカミくん”という役割を担いながらも、あんころに本気で恋をしてしまった大学生のガクティー（田中学人）が、号泣する場面もあった。
10月27日、ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー最新作『キミとオオカミくんには騙されない』の最終回となる第12話が放送された。
複数の男子から猛アピールを受け、モテモテでスタートを切ったあんころ。次第にその心はガクティーに惹かれていき、ラブラブな様子を幾度となく見せてきた。そして迎えた最終告白。“オオカミくん”の着ぐるみを着たガクティーの前に立つと、あんころは「初めは違う人が第一印象だったけど、ガクティーと話していくうちに、この人のこともっと知りたいなって思うようになりました」と切り出し、「1番のきっかけは、1回目の脱落前、ガクティーが『あんちゃんの気持ちがマイナスになったときに、寄り添ってあげたいし、一緒に乗り越えていきたい』って心強い言葉をかけてくれて、私はその言葉にすごい救われた」と、ガクティーを好きになるきっかけとなった出来事を振り返った。
最後は「ガクティーの気持ちや行動全部に嘘がなく、私に本気で恋してくれていたら嬉しいです。がっくんのこと大好きです。オオカミくんじゃないって信じてます」と祈りを込め、ガクティーに向けて、迷うことなく真っ直ぐ手を差し出した。告白成立となった場合、男子が持つ赤い風船は、女子の手に渡される。しかし、ガクティーの風船は、あんころの手に渡されることなく、青空へ。あんころは手を戻すと、自身のカーディガンの裾をギュッと掴み、目を潤ませながら「きっと、きつかったと思うけど、ずっとそばで支えてくれていて嬉しかったし、ガクティーのこと好きになれて良かったです」と言葉を絞り出した。
手紙を受け取り、去って行くガクティーを見送ると、あんころの目から涙がポロリ。その涙は次第に、大粒になっていった。ガクティーからの手紙は「初めてあんちゃんが2ショットに誘ってくれて、気になってるって言ってくれた時、この子と成立する未来を目指していけたら、最高に楽しいんだろうなって思ってしまいました。オオカミであることをつらいと感じ始めたのは、その時からです」という書き出しで始まり、「幸せな未来が待ってないことはわかっていたけど、離れられなくなるくらい好きになってしまったから、期待させるようなことばかり言ってしまって、最後までわがままでダメなオオカミでした。本当にごめんなさい」と、あんころへの想いと謝罪の言葉が綴られていた。
なお、あんころは最終告白の直前にガクティーから「月LINE」で誘われ、デートへ行っていたが、その最後に「正直に言ってね。オオカミくんですか？」と尋ねていたことが明らかに。その際、ガクティーは「僕は、オオカミくんじゃないです」と笑顔で答えたものの、「本当ですか？」と改めて問われると、言葉に困る様子を見せ、突然あんころをハグ。「もうわかんない…」と漏らしていたのだった。
着ぐるみの頭を外し、インタビューに答えたガクティーは「あんちゃんと成立する未来を自分の中で作ってしまって、すごい期待をさせてさらに傷つけてしまったことが、1番やってはいけなかったことなんだろうなって。最初からオオカミくんとして全うしていれば良かったのかなとか思っちゃって」と後悔を吐露。その後は涙を我慢しきれなくなり、泣きじゃくりながら「自分のことばっかり考えていたから。もう駄目っすね、本当に」と自らを責めていた。
この残酷な結末に「むり…」「いい感じの3組全滅なんて」「人気カップル全滅やん」「せつなすぎる」「1番、泣ける」「つら」「こんな残酷なことある？」などの悲痛の声が寄せられ、スタジオの横澤夏子と丸山礼も涙を流していた。
『キミとオオカミくんには騙されない』
『キミとオオカミくんには騙されない』は、女子高生たちが8人の”最高彼氏”候補とのちょっぴり大人な本気の恋に踏み込んでいく姿を、生放送をまじえながら追いかける、恋愛リアリティーショー。
男子の中には恋をしているフリをする“嘘つきオオカミくん”が潜んでおり、最終日に女子が告白した相手が“オオカミくん”だった場合、ひと夏の恋として終了する。女子高生たちは”オオカミくん”の甘い嘘に惑わされることなく、”最高彼氏”をゲット出来るのか！？スタジオでは横澤夏子、丸山礼、菊池風磨（timelesz）の3人がMCを務める。
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