衆議院選挙の投開票が27日に行われ、自民党は大きく議席を減らし、公明党を合わせた与党で過半数の233議席には届かなかった。
■自民・公明 15年ぶりの過半数割れ
石破茂総理大臣(67)
「今回は、政治とカネということで、非常に厳しいご審判をいただいた。これから先どうやって我々が掲げた政策というものを実現するか。そのことに向けて努力は最大限していかなければなりません」
15年ぶりに自民・公明の与党が過半数を割る大敗。当選のバラを付ける石破総理に笑顔はなく、いわゆる裏金議員が相次いで落選した。
自民党 丸川珠代氏(53) 東京7区
「十分にこれまでの活動で、ご理解をいただくことができなかったということだと思いますし」
無所属 高木毅氏(68) 福井2区
「すべては私の不徳の致すところで、至らぬせいでございまして、改めて皆様方に心よりおわびを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
無所属 下村博文氏(70) 東京11区
「いわゆる『裏金議員』ということで、私も同じように見られたということで、ものすごくマイナスになったと思います」
■自民惨敗 与野党の反応は?
牧原秀樹法務大臣(53)ら現役閣僚や与党・公明党の石井啓一代表(66)も敗北する一方、大きく議席を伸ばした野党は…。
立憲民主党 野田佳彦代表(67)
「(Q.笑顔でお願いします!)まだ笑っている場合じゃないから」
「自公政権の存続ではダメだと不信任を出した野党の人たちと、まずは政治改革の実現。徹底した政治改革の実現をまず要求をしていくというところからスタートだと思います」
自民惨敗の結果に、自民党の小泉進次郎選対委員長(43)は次のように述べた。
小泉氏
「選挙の結果がいかなるものであろうとも、選挙に対する責任は自民党の選対委員長がとるべきだと私はそういうふうに考えています」
「(Q.進退については石破総理とお話しになりましたか?)私はもうお預けを私の身柄を預けますというふうには伝えています」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年10月28日放送分より)