アメリカ大統領選が佳境を迎えるなか、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領がマクドナルドの店舗を訪れアルバイト体験を披露したことが話題になっている。このパフォーマンスの狙いについてテレビ朝日外報部デスク・中丸徹氏が解説した。
トランプ氏が訪れたのは、勝敗を左右する激戦区ペンシルベニア州のマクドナルド。意外と慣れた手つきでポテトフライを作り、客に提供して見せた。
「この仕事が好きだ。まだやりたい。私はマクドナルドでカマラ・ハリス氏より15分長く働いた」(トランプ氏)
実は民主党候補のハリス氏が演説で「学生時代にマクドナルドでアルバイトをしたことがある」と発言。トランプ氏はその発言を“作り話”と主張。なぜか自らやってみせたというわけだ。
このパフォーマンスの狙いについて中丸氏は「激戦区ペンシルベニア州では、平日で投票に行きづらい労働者層が多く、その層に向けたハリス氏の“マックバイト発言”を打ち消し、自ら実際にやってみせることで投票をアピールした」と説明した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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