結婚するか別れるかの決断を翌日に控えるなか、モデルのモナ(30)が、婚約者のアオイ(27)に“手料理サプライズ”を敢行。アオイは喜んで料理を食べたものの、これまでモナの言動に苦しんできたことをはっきり伝え、モナが涙ながらに謝罪する展開となった。
10月31日、ABEMAオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第7話が放送された。
本作は、なかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組。スタジオではヒコロヒーがMCを務めるほか、さや香・新山がレギュラー出演する。
婚約後に同棲したことで関係がギクシャクし始め、入籍しないまま1年以上が経過してしまったアオイとモナ。決断の旅6日目、モナはギリシャ最後のディナーに、手料理を振る舞った。完成した料理は、おにぎりに和風サラダ、シーフードスープ、シーフードとネギの炒め物と、アオイの好物ばかり。キッチンスタジオからホテルの部屋へ運ぶため、これらの品をタッパーに詰めながら、モナは「最後だ」と思わず涙。「これがモナにできる最後のことなので、喜んでもらえたら嬉しいです」と話していた。
テーブルに並ぶ料理を見たアオイは「すごいやん」「ありがとう」と感謝。1品1品に対し「美味しいよ」と感想を述べ、嬉しそうに味わっていた。しかし、モナが「モナを受け止めてくれるかどうかが、自分的には1番気になるところ」と問いかけると、アオイは「結婚して大丈夫か」と悩んでいることを告白。「モナが苦しくて癒して欲しい時も、疲れてケアできないことだってあると思う」と現実を見据え、「本当は別れた方がモナは楽なんじゃないかなって」と率直に伝えた。
モナは「モナが求めすぎているかもしれないけど」と前置きしたうえで、なぜできないことを前提で話すのか、涙声で質問。続けて「本当にこの旅でモナが欲しかったものって伝わってるかな?」と訴えた。するとアオイは「正直に伝えられるの今日までだからさ」と切り出し、「モナがこうやって作ってくれたように、俺だってモナが一緒に食べられるようにって同じように作ってきたよ」とこれまでの同棲生活に言及。「俺がこれをもし食べないって言ったらどう?」と尋ねると、モナは涙目で「嫌だ」と答えた。
さらにアオイは「それを俺はされてきた。一緒にご飯食べられなかったこれまでがめちゃくちゃ苦しかったしさ。何回一緒に食べようって言っても、食べてくれなかったでしょ」と、モナに食事を拒否されてきた日々を回想。その後番組では、2人の同棲生活のVTRが流れ、作った料理をリビングに運び「食べよう」と声をかけるアオイと、ソファに寝転んだまま「いらない」と答えるモナの姿が映し出された。
再びギリシャでの映像に戻ると、アオイは「スープだって、温かいうちに食べて欲しい気持ちわかった?」などと質問。モナは「ごめんね」と何度も謝り、「自分が作ってみて、初めてその感じはわかったかも。アオイさんはいつも楽しそうにごはんを作ってくれて、テーブルに並べてくれて、モナがその時の気分で食べたくないって部屋に閉じこもっちゃって、すごい嫌な気持ちにさせてたんやな。ごめんな」と懺悔した。
「モナがこうやって行動してくれたこと、料理を作って待ってくれたこと、嬉しかったし、ありがとうって思う」と感謝しながらも、「これまでモナにされてきた悲しさとか寂しさとか、すぐに消えるものじゃないから」と語ったアオイ。まもなく迎える旅の最終日、アオイが下す決断はいかに…?