投票が始まったアメリカの大統領選挙。ハリス氏、トランプ氏が最後の訴えを行う中、“世界の歌姫”も応援に駆け付けました。
■米大統領選 激戦州で最後の訴え
民主党 ハリス副大統領
「こんばんは!フィラデルフィア!」
共和党 トランプ前大統領
「ピッツバーグのみんな、こんにちは!」
決戦前夜、両者が最後の演説の場に選んだのは同じ場所。“激戦州”ペンシルベニア州です。
そのフィラデルフィアに向かう途上、カマラ・ハリス副大統領は報道陣に対し笑顔で親指を立てました。
一方、トランプ前大統領が普段暮らしているフロリダ州。
支持者
「トランプを支援しにミシシッピから来たんだ。ここはトランプの国だ!」
支持者が路上で投票を呼びかけました。
支持者
「トランプ大統領を愛している!君もそうだろ!みんなそうだ!」
運命を決する日を目前に、緊張も高まっています。
(鈴木彩加記者報告)
ホワイトハウス周辺では、選挙後に暴動が起きることを懸念して、建物の1階の窓を木で覆う工事が行われています。
マンションの入口、マクドナルドの入口もすっかり木の板で覆われました。
街の人
「日本じゃこんなことしないでしょ?ひどい話だよ」
「恥ずかしいね。マクドナルドだよ?日本にもあるでしょ。でもこんなことしないでしょ?」
街の人
「今回の選挙はいつともとは違うね。すごく議論を呼ぶ候補が出ているし、暴力的なことも起こると思うよ」
アメリカCNNも、「不安」が大統領選の大きなキーワードになっていると伝えています。
アナリスト
「大統領選について国民に聞くと、7割近くが不安と答えています。グーグルでも不安という言葉の検索が増えていて、ここ20年で最も高いレベルにあります」
外部リンク