旅館で寝ていたら…体の上を“銃弾”通過 隣の部屋で何が?
この記事の写真をみる(8枚)

 旅館で寝ていたら、体の上を銃弾が通過。隣の部屋で何が?

【画像】騒然とする旅館…隣室から銃弾撃ち込まれる ハンターは“顔面蒼白” 一体何が?

■「なんだ?」寝ていた男性の上を銃弾通過

寝ていた男性の上を…
拡大する

 先月28日午前5時ごろ、宿に泊まっていた男性が寝ていたところ、部屋の壁を銃弾が突き抜けてきて、男性の上を通り、壁に当たりました。

 一体、何が起こったのでしょう?

旅館のオーナー 
「パンッという音がしまして、朝5時で就寝中だったので『なんだ?』という」

ハンターが向かいの部屋に…
拡大する

 オーナーによると、先ほどの男性の向かいの部屋にはハンターの男性が泊まっていました。

猟銃暴発
拡大する

 ハンターの男性がシカ撃ちのために部屋を出発しようとした際、誤って手が引き金に触れ、猟銃を暴発させたのだといいます。

■「申し訳ない」あわや大惨事…

廊下を挟んだ向かいの部屋の壁も…
拡大する

 銃弾は部屋の壁を貫通し、廊下を挟んだ向かいの部屋の壁も突き抜けました。

壁を貫通
拡大する

 その銃弾は、寝ていた男性の上を通過し、壁に着弾したのです。

旅館のオーナー 
「(ハンターの男性は)顔面蒼白(そうはく)。もう本当に、ただただ申し訳ないと深々と頭を下げていました。弾が外に出て民家の壁に直撃したとか、弾がなくなったということになれば、もっともっと問題になりますから。旅館の中に弾があったということは、不幸中の幸いだった」

専門家「通常起こり得ない」
拡大する

 けが人はいませんでしたが、大惨事になる可能性もあった猟銃の暴発。

猟銃に詳しい専門家 佐々木一哉さん 
「通常は起こりえないです。獲物を発見したら、安全な場所で弾を装填(そうてん)する。発射する機会が遠のいたら、実包(実弾)は取り出す。これに尽きると思います」

銃刀法違反の疑いで捜査
拡大する

 警察は銃刀法違反の可能性もあるとみて、当時の状況を調べています。

この記事の画像一覧
外部リンク
カギは「窓」 首都圏で相次ぐ強盗 “防犯のプロ”が自宅の対策を指南!
この記事の写真をみる(8枚)