住人が恐怖を語りました。不審な訪問者は、強盗の“下見”だったのでしょうか。
■“不審な訪問者”住人が恐怖語る
不審な男を目撃した住人(60代)
「『ちょっと屋根の塗装に来た』って。でもチラシも持っていないし、名刺も渡されないし。うちだけ真っすぐ来たから、すごく嫌な感じがして」
長野県小諸市に住む女性が、10月26日に自宅近くで不審な男を目撃しました。
不審な男を目撃した住人(60代)
「下から歩いてくる男の人がいて、見たことない人だなと思って」
声をかけると男は「屋根の塗装に来た」と答え、社名も名乗ったそうですが…
不審な男を目撃した住人(60代)
「ネットで調べたんですけど、(男が名乗った)会社名は出てこなくて」
恐怖を感じた女性は警察に通報し、すぐに防犯カメラを設置しました。
■名古屋市でも不審な訪問者
不審な訪問者は名古屋でも。
10月、20代の女性が名古屋市内の住宅に1人でいると、全身黒ずくめの人物がインターホンを鳴らしました。
住人の女性(20代)
「(私)1人で家にいたがインターホンが鳴ってモニターをみたら、顔がうつるはずのところに人が立っていなくて」
20代の女性は怪しいと思い、あえて応答しませんでした。
黒ずくめの人物は一度車へ戻り、再び住宅に近づくその手にはバールのようなものが。
映らないようにするためでしょうか。持ってきたバールのようなものを防犯カメラにたたきつけました。
女性が叫び声をあげると立ち去ったといいます。
住人の女性(20代)
「(室内に)入られると思って家の横に裏に回る道を通っている音が聞こえて怖かった」
全国で多発する不審な訪問者。
不審な男を目撃した住人(60代)
「今回、私がこういう人が来たと拡散したら、『実はうちも』『実はうちも』って…自分のことだと思って、とにかく出来るだけ多くの人に伝えて『気を付けてください』と言ってます」
警察によりますと、街灯が少ない場所にある家や、見慣れない車などを見かけた場合は、注意が必要だということです。