パチンコの抽選システムは、くじ引きとは似て非なるもの。ピン芸人の岡野陽一が11月15日、「パーラーカチ盛りABEMA店」に出演して、パチンコの「完全確率」について熱弁した。
当番組は、様々な角度からパチンコ・パチスロの魅力を伝える番組で、この日はパチンコ・パチスロマニアで知られる岡野を招き、完全確率をテーマに講習。その岡野は冒頭、「(パチンコ店の)お客さまは確率とお友だちになること」を望んでいるとし、「50%を突破したいとか、80%を続けたいとか。継続できるためには確率と友達にならなきゃいけない」と持論を述べた。
一部の例外はあるものの、基本的にパチンコは完全確率だ。これについて、レギュラーメンバーのさらば青春の光・東ブクロが「99個の中の1つの当たりを引くみたいなことやんね」とすると、同じくレギュラーメンバーの見取り図・盛山晋太郎も「合ってるよ」と同調。だが、岡野だけは「ヤバいな」「ブチギレるよ」とし、「これはダメ。ホントに酷いね」と呆れた。
続けて、岡野は紙袋を見せ、「この中に白い紙が319枚入ってる」と説明。この紙袋をSANKYOのロングヒット機種「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」に例えると、「(パチンコ玉が)ヘソに入りました、と。そうしたら1個引くのよ、こうやって」と紙袋から白い紙を1枚引いた。
「あーダメだ、次も頑張ろう」。その白い紙を床に置いた岡野は、再び紙袋に手を。「あー、ダメだ。でもな、2枚引いたから317分の1か。よーし、もう1回引こう」とした後、手を止めて「これは町内会のクジだ!」と絶叫した。岡野曰く、「これは完全確率じゃない!」。パチンコの完全確率は「引きました。これはハズレですが、戻します」との仕組みで、「常に319分の1」「これが完全確率!」として周囲を納得させた。
さらに、岡部は「これが分かってない人が台とか殴っちゃう」ともコメント。東ブクロの相方・森田哲矢が「回転数見てる時、あるわ。319回、回ったでって思う時、あるわ」と振り返ると、「それは、これ(完全確率)が分かってないのよ」とし、盛山の「(完全確率は)一定の確率だよ、と」との返答には「そう!」と力強く頷く場面もあった。
(ABEMA/「パーラーカチ盛りABEMA店」より)